読むと田舎暮らしがしたくなってくるマンガ13選
都会の喧噪につつまれていると、ふと田舎暮らしがしたくなってくるときがあります。もちろん実際に暮らすとなると大変なことは色々あって、良いことばかりだけではないのはわかっていますが、疲れてくると自然の中で暮らすことに憧れてしまうのですよね。
そこで、読むと田舎暮らしがしたくなってくる田舎が舞台の漫画13作集めてみました。漫画の中だけでもスローライフを味わってみてはいかがでしょうか。
のんのんびより
作者:あっと
<あらすじ>
田舎にある学校「旭丘分校」には、小中合わせて生徒は5人のみ。みんな家の鍵は閉めないし、たぬきはよく出るし……どこか不便だけど、でも何だかんだで気ままに過ごしている。『こあくまメレンゲ』のあっと先生が描く、ド田舎の学校に通う少女たちのまったりライフ。
田舎の子供たちのほのぼのした日常生活コメディ漫画
アニメ化もされた人気作品です。
過疎化した田舎の小学生から中学生の女の子たちの何気ない日常生活風景と暮らしぶりをコメディタッチで描いています。
今、田舎に行っても徒歩圏にコンビニも本屋もなければ暇で仕方ない場所と感じるけど、子供時代を振り返れば田舎は林や藪、川、廃屋など隅々まで冒険しても知らない場所がありすぎる、とワクワクしていた思い出があります。当時は何もなくても友達とそこらへんの道端でごっこ遊びをしたり、虫を捕まえたり、よくぞ暇を持て余さずに成長で来たなと感心します。
そんな子供時代の日常生活を思い出させてくれる漫画です。作者のギャグのセンスがさえているので、自分の子供時代はそこまで面白かったわけではないな、とちょっと自虐的に、嫉妬も交えたノスタルジーを感じさせてくれます。(40代男性)
のんびりであるあるで独特な田舎ライフ
子供の人数が数人というかなりの田舎です。ほんとに建物が少なくやたら緑の多い背景の印象が強いです。限界集落の印象ですが、若年層の登場人物が多いのも特徴かなと思います。
のんびりとした空気感がありつつもちょっぴり独特な小学生~高校生の子供たちの日常が描かれています。
映画化、アニメ化もされていますが景色が本当にきれいで独特の間があり、クセになる作品です。(20代女性)
ばらかもん
作者:ヨシノサツキ
<あらすじ>
とある島に移住生活をすることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会暮らししかしたことのないそのぼっちゃん先生が、(1)トラクターで公道をドライブ (2)自分のうちが中学生のたまり場になる (3)知人が玄関から入ってくれない…などの困難に立ち向かう、ほのぼのアイランドコメディ!!
書道家!五島での人間成長記
長崎の五島に単身住むことになった書道家のお話です。自然と五島の伝統、考え方など、田舎ならではの人間関係が面白くココロが温かくなる漫画です。五島に限らずの田舎あるあるは自分に置き換えたときに最初は抵抗があるのですが、主人公が島になれていくにつれ、成長していくにつれ自分もこんな暮らしがしてみたいと感じるようになりました。島の、海が身近な暮らしが羨ましくなりました。(30代女性)
とりあえず、畑で暮らしてみる。
作者:高木ちえこ
<あらすじ>
水はタダで降ってくる! 電気は太陽光でまかなえるだけ! じり貧・家なしの母と子が、自然のチカラをなんでも使って、ケチにエコに生きてみる! ……そんな暮らしもアリですか? 著者が実際に体験した暮らしを元に描く、ちょっとハードな異色のライフ・ストーリー。
自給自足生活の素晴らしさ
主人公は母子家庭で、とある理由で住む家を失ってしまい、お金をかけずに生き抜くために「半自給自足」生活を送る事になる。お金がなくても知恵を絞って生活する姿が描かれ豆知識がたくさん得られました。最近世の中は便利な物が増え、なんとなく窮屈に感じていたので、この作品を読んで自給自足と自然の素晴らしを知り、田舎暮らしも良いなと感じました。(50代女性)
リトル・フォレスト
作者:五十嵐大介
<あらすじ>
スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。都会から生まれ故郷の小森に戻り、農業を営むいち子。四季折々の収穫に舌鼓を打ちながら、彼女は自分の生き方を模索する――。当世きっての漫画家が描く、本物のネイチャー・ライフ。
作ることは生きること、食べることも生きること
一度は都会に出たものの、故郷に帰ってきた主人公「いちこ」が、実家の古民家でひとり農業をしながら自分を見つめ直す…というストーリーです。実在の岩手の集落がモデルのようで、農業の大変さや自然に囲まれた古民家での暮らしや季節ごとの美しさが描かれています。作中に出てくる食べ物がとにかく美味しそうで、田舎っていいな、自分も主人公たちに混ざって農業してみたい…と思わせてくれる内容です。(40代女性)
ふらいんぐうぃっち
作者:石塚千尋
<あらすじ>
木幡真琴(こわた・まこと)、15歳。青森で魔女はじめました。――黒猫のチトと一緒に横浜からやってきた真琴は、青森の親戚の家で暮らしはじめました。実は彼女は魔女。今はまだ空をとぶくらいしかできないけれど、またいとこの圭(けい)や千夏(ちなつ)たちと毎日げんきに暮らしてます。
おもわず帰省したくなる穏やかな物語
この物語はとても穏やかで、ゆったりとした空間が流れている物語です。ロケーションが青森県なので、四季折々の風情を楽しめるのがとても魅力です。
また自然の良さや田舎ならではの人との繋がりを大切にされていて、自然と心が暖まります。登場人物も穏やかな人物が多いため安心してリラックスして観ることが出来ます。こんな青春をまた味わいたくなる物語です。(20代女性)
山賊ダイアリー
作者:岡本健太郎
<あらすじ>
現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載! 山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載! 都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。
田舎でリアルに生活する猟師の生活
岡山県の山の中で、害獣を狩猟で仕留め、それを使った料理を作って生活するという、リアルモンスターハンターのような生活を描いた話です。思っているよりもややこしい狩猟免許の取り方、獲物の捌き方、冬季の猟や先輩漁師との交流などを書いていて、猟師という存在が田舎にとって必要不可欠であるということをしっかりと教えてくれる漫画です。(30代女性)
明日ちゃんのセーラー服
作者:博
<あらすじ>
その“初めて”を“何度でも”──。 舞台は、田舎の名門女子中学・私立ロウ梅学園。この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった明日小路(あけびこみち)。少女の「夢」の中学セーラー服ライフが始まる♪ 広がる、緑豊かな田園風景。ゆっくり流れる青春時間。田舎×中学生×セーラー服「友達100人出来るかな?」
少女たちのスロー青春物語
田舎の名門女子中学である私立ロウ梅学園を舞台に、セーラー服に憧れていた主人公の小路をはじめとしたかわいくて魅力的な女子中学生たちが、田舎をかけまわったり、釣りをしたり、田舎だからこそできる青春をしている作品です。
一話目から田舎風景がたくさんみれて、そんな田舎道を軽トラの荷台に乗って帰ったり。そんな穏やかであたたかい場所の中で少女たちが伸び伸びと楽しんでいて、田舎っていいなという気持ちになります。
また、動きのあるシーンがたくさんなのでみているだけでワクワクするし、田舎あるあるな描写もたくさん出てきます。そしてなにより彼女たちが生き生きとしている姿が眩しくて、そんな彼女たちの青春を追いかけたくなる、すてきな作品です。
ゆるキャン△
作者:あfろ
<あらすじ>
富士山が見える湖畔でキャンプをする女の子、リン。自転車に乗り富士山を見にきた女の子、なでしこ。二人でカップラーメンを食べて見た景色は…。読めばキャンプに行きたくなる。行かなくても行った気分になる。そんな新感覚キャンプマンガの登場です!
女子校生たちの癒し系キャンプ物語
まず作品の舞台は田舎で登場人物は田舎の女子高校生達です。彼女たちはキャンプをする目的とした部活動を行なっておりキャンプに真剣に取り組んでいます。登場人物一人一人が個性豊かで楽しくキャンプしてる様子にとにかくに癒されますし読者もキャンプをしてみたいなと思わされますね。舞台が田舎なのでキャンプする場所も広大な山であったり夜景が綺麗な描写もあるので田舎っていいなと感動します。
「ゆるキャン△」の関連テーマ
凪のお暇
作者:コナリミサト
《あらすじ》
場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万、人生リセットコメディ!!
大人の女性の人生リセット物語
凪が田舎の小さなアパートで、アパートの住人たちとゲームをして遊んだり、のんびりとした暮らしをおくっていて、年齢も関係なくアパートの住人と友達のような家族のような関係になれているところに、良いなぁと思いました。決して、綺麗な高級なマンションとかではないけれど、人間味のある、あたたかで、のんびり暮らしをしたくなります。(30代女性)
GREEN
作者:二ノ宮知子
<あらすじ>
農業命のマコトさんマコト命のワコちゃんふたりで愛の種をまきましょう!調理師修行中の都会っ子ワコちゃんが農村の王子様マコトさんに激ひとめぼれ!!「お手伝い」を自称しながらマコトの農作業のジャマばかりしているワコ。小さく芽生えた恋の苗、収穫の日は来るのでしょうか?
ほっこりドタバタ田舎生活
調理師を目指していた主人公が、農業に命をかけるイケメンに出会い、恋をしていくストーリーです。のだめカンタービレの作者ならではのドタバタが堪らなく面白く、マコトとワコの掛け合いに終始笑わされます。畑仕事が趣味の作者なので、農業に真摯に向き合う人の姿もしっかりと描かれており、読み応えのある素敵な作品です(30代女性)
たのしいことを拾って生きる。~まいにちいろいろ、家族ドロップス~
作者:まりげ
<あらすじ>
夫が突然脱サラして、漁師になる宣言!
そして海のない埼玉から京都の海のそばへ移住!
慣れない漁業と農業を突然やることに。
どうなる家族?! 大丈夫か、わたし?!
笑いと涙の田舎暮らし
都会から旦那の田舎の浜辺で移住した経緯や内容がとても濃いです。突然の田舎暮らし、自分たちの手でリノベーション、カキの養殖と農業をしながら、京都の海のそばで三兄弟の育児が絵日記となっています。とても見やすいエッセイ漫画です。笑いあり涙あり、とても奥が深いです。イラストもとても可愛らしいのでほんわかします。(30代女性)
2組のお友達
作者:一條裕子
非日常における日常の学園モノ
過疎化の進んだ田舎町で、たった二人の小学生と近所の高齢者たちが共に生徒として学校に通う日常を描いた作品です。田舎あるあるをベースにしながら、みんなが普通の生徒として一緒に勉強したり遊んだりしている様子が興味深かったです。田舎のおばあちゃん家に遊びに行った夏休みを思い出しているようなノスタルジーに浸れる漫画でした。(40代女性)
夏子の酒
作者:尾瀬あきら
<あらすじ>
お日様みたいなお酒――。太陽の光がプリズムを通すと七色に輝くように、酒の透みきった無色の液体の中には、きめこまかなたくさんの味がひそみ、息づいている。そんな日本一の酒を造り出すことを、目標としていた兄・康男の言葉が、夏子の心を占めてはなさない。だが今、夏子は、コピーライターとして大きな仕事にかかわりだしたばかり…。“酒”をめぐる情熱と夢。大いなる夢をめざす夏子たちの辛口人間ドラマ。
大自然と対峙するお酒造り
これは東京に上京した夏子が実家の酒屋に戻りお酒を継ぐ話です。
実家近くの緑にあふれた山々や田んぼや海をみると静かに暮らすのも悪くないものと感じます。
実家がつくり酒屋ということで自然と対峙してお酒をつくっていくのですが、自然相手であり一筋縄ではいかないなく多くの苦労をします。
自然との対峙で苦労することもありますが、東京で働くよりもストレスが少なくても良いかと思うこともあります。(40代男性)