中学生に見てもらいたいおすすめの映画16選
中学生に見せたいおすすめの映画を集めました。
子供向けアニメ以外の洋画や邦画にも興味を持つ年頃。どうせ観るなら、為になったり、心に響く映画を見てもらいたい。
感動する物語、勉強やスポーツに打ち込んで青春を謳歌する物語などなど、中学生に見せても安心な映画で、多感で繊細な年頃の中学生にこそ観てもらいたい映画の16作品。是非ご参考ください。
君の膵臓をたべたい
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを、2人は知る――。
高校時代、あまり表情を出さなかった主人公と、常に明るく元気なヒロイン(桜良)が、主人公が病院でヒロインが描いた日記、闘病日記により、残りの人生を主人公と一緒に余命を過ごす話です。
命の大切さ、思春期でも自分がいつなくなるか分からない時に毎日何をして過ごしたいか、本当にその人生で後悔はないのかを考えさせられる映画です。ラストに近づくにつれて、命の大事さ、友達の大切さを考えさせてくれます。(20代男性)
すずめの戸締まり
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった――不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
明日へと向かう勇気をもらえる映画です
新海誠さんの最新作の映画になります。以前の映画である「君の名は」「天気の子」を見た方は楽しむことができる映画だと思います。絵も綺麗ですし音楽も映画にぴったりと合っていますので、映画館で見ると迫力があるので、見入ってしまいます。
被災した方々を想いながらも、明日へと向かう勇気をもらえる映画になっています。(30代女性)
リメンバー・ミー
<あらすじ>
家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に迷い込んでしまう。日の出までに帰らないと、ミゲルの体は消えて永遠に家族と別れることに…。唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも生きている家族に忘れられると、死者の国から存在が消えるという運命が…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ重要な鍵──それは、ミゲルが大好きな名曲リメンバー・ミーに隠されていた…。
自分自身も家族も大切に
親・家族、家のしきたりに縛られず、自分のやりたいことをやり抜く主人公の意思の強さをぜひ中学生の子たちに見て欲しいと思います。
主人公が紛れ込んだあっちの世界では、フレンドリーで助け合って協力しあえる人、優しい人、ただただ可哀想な人、邪魔するように見えて実は守ってくれている人、良い人に見えてかなり悪い人、いろいろな人が出てきます。
この映画の色々な登場人物を見て、見た目や表面上の言動だけでは相手がどんな人なのかわからないということに気付くことができれば、社会に出たときに、相手をよく見て、よく知ってから判断することができるのではないかと思いました。
自分のやりたい事を自分勝手にやり通せば、家族に心配や迷惑をかけてしまうこともわかる年齢だと思うし、自分の意思を貫くことも立派だけど、親、家族や親戚、ご先祖様の想いを大切にするのも大事だと思えるようになる映画だと思うのでおすすめします。(40代女性)
ちはやふる-上の句-
綾瀬千早(広瀬すず)、真島太一(野村周平)、綿谷新(真剣佑)の3人は幼なじみ。新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意。高校で再会した太一とともに、なんとか5名の部員を集め、創部に成功。全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。
男女で一緒に取り組む競技かるたの世界
前へ進む意気込みを教えてくれる青春ストーリー、ひとりで抱え込むのではなくチームで団体で仲間と共に協力する意識を持つことができる映画です。そしてなかなかある学校がすくないかるた部に興味をそそられると思います。おしとやかなイメージから迫力ある競技かるたの姿をぜひ知ってもらいたいです。これから受験、進学と進む中学生にいろいろな世界をみてもらい、心を休め癒やされてほしいです。シリーズもあり、楽しめる映画です。(40代女性)
「ちはやふる」の関連テーマ
この世界の片隅に
<あらすじ>
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していくなかで、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、幾度もの空襲に襲われる。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた。
戦時中、戦っていない人の日常生活
今の中学生は、日本の戦争映画を観るとなると、どうしても身構えて観てしまうので、自分の中に入りずらく、敬遠しがちになってしまうと思いますが、「この世界の片隅に」は本当に観やすく、感情移入しやすいです。アニメと言うのもあると思いますが、主人公のすずさんが戦時中ですがおもしろ、おかしく、勿論、悲しいこともあり、一生懸命に生きている姿に、いつの間にか観入ってしまうのではないでしょうか。(40代男性)
日本史の映画関連
ズートピア
<あらすじ>
動物が人間のように暮らす楽園、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが夢を信じる勇気にエールを贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。
夢を諦めない少女(兎)の成長物語
「ズートピア」は物語が面白いのはもちろんのこと、学べることも多くて若い人たちに見てもらいたい映画です。警察官を夢見る少女(兎)の夢を諦めず挑戦する気持ち。差別や偏見というものに対する考え方。よい世界にするには努力をしなければいけない気持ち。
でもそういう風刺的な部分を抜きで見ても、可愛い動物キャラクターたちが動き回るのが見ていて楽しいし、万人におすすめしたい映画です。(50代男性)
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イルカと少年
<あらすじ>
ソーヤー少年はある日、傷ついたイルカを発見した。保護されたイルカは海洋生物専門の病院に搬送され、ウィンターと名付けられた。だがひどい傷のために、命を救うには、尾びれを切断するしかなかった。しかしソーヤーの献身的な世話と、海洋生物学者の豊富な知識、そして人工尾びれの開発を担った義肢装具士の見事な腕前のおかげで、ウィンターはもう一度、生きるチャンスに恵まれる。
人間とイルカの感動的な絆物語
ケガをしてヒレを切断しなければならなくなったイルカ、ウィンターと、そのイルカを助けようと努力した少年との絆の物語です。アメリカの実話をもとに作られており、内気な少年がイルカとイルカを取り巻く周りの人々との出会いによって大きく成長する様子が描かれています。数年前の中学生の英語の教科書にも取り上げられていました。(30代女性)
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映画「聲の形」
<あらすじ>
“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子に無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子のもとを訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語……。
少年と耳が聞こえない少女の物語
障害があるということ。耳が聞こえないということ。耳が聞こえない同級生がいること。いじめる側、そして、いじめられる側。この作品は、色んな視点から観ることが出来るので、もし、自分が障害を持ったらと考えたり、同級生に障害を持っている人がいたらどうするかなど考える力や人を思いやる心を持ち続けれるよう多感な時期だからこそ、おすすめです。(30代女性)
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バッテリー
<あらすじ>
もうすぐ中学生になる天才ピッチャー、原田巧。
彼の球は速すぎて捕手も捕球できず、野球部でも孤立していた。
だが、中学入学目前の春休み、一家は岡山県に引っ越し、巧は初めて自分の球を受けることができる捕手・豪に出会う。
しかし野球部に入学した巧を待ち受けていたのは、監督による徹底した管理野球と、彼の才能に嫉妬する先輩たちによるイジメだった。
巧はそれらに屈せず自分を貫こうとするが…。
野球を通じての成長
人付き合いがお世辞にも器用とは言えない原田巧が、野球を通じて多くの仲間と繋がって人間として成長していく様に感動しました。とりわけ、永倉豪、通称ごうちゃんとバッテリーを組んだことが巧の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。中学生ならではの神経質さと瑞々しさ、そのどちらも丁寧に描かれており、大変オススメです。(20代女性)
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手紙
川崎のリサイクル工場への送迎バス。最後部座席に野球帽を目深に被った青年の姿がある。武島直貴、20歳。暗い目をしたこの青年には、人目を避ける理由があった。兄・剛志が、直貴を大学にやる学費欲しさに盗みに入った邸宅で、誤って人を殺してしまったのだ。数度にわたる引越しと転職。兄貴がいる限り、俺の人生はハズレ。そういうこと―。自暴自棄になる直貴を、深い絶望の底から救ったのは由美子の存在だった。しかし、その幸せが再び脅かされるようになった時、直貴は決意する。…塀の中から届き続ける、この「手紙」という鎖を断ち切ってしまう。
兄弟の絆とは。家族の絆とは。
家族の在り方を考えさせられる。犯罪を犯したらこれからどんな大変な人生になるのか、どれだけの人に影響を与えるのか考えるきっかけになると思う。今ある普通の生活に感謝することができるようになる。愛の形を考えさせられる。この話は愛を持っていた相手に自分のせいで大変な人生を送らせることになってしまい切ない気持ちになる。(30代女性)