原作漫画・アニメの実写化映画で面白かった作品13選

2022年8月17日

原作漫画・アニメの実写化に成功した映画

原作が漫画やアニメを実写化した映画で、面白くて成功したと思える作品を集めてみました。
マンガやアニメの実写化は賛否が分かれるものが多くて、イメージと違う、違和感がある、原作と内容が違うなどなど、原作のファンであればあるほど不満が出やすいものではありますが、実写化に成功したのではないか、と思える面白い13作品をご紹介します。

メタモルフォーゼの縁側

メタモルフォーゼの縁側

<あらすじ>
佐山うらら、17歳。市野井雪、75歳。ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。その目の前に出された一冊のBL漫画。顔を上げるとそこにいたのは雪だった。雪はBLの意味さえ知らず、きれいな表紙に惹かれ手に取っただけ。初めての世界に驚きつつも、男子たちの恋物語に魅了され、老いた身体にときめきがよみがえる。続きが読みたい。雪は新刊を求め、再び本屋へ向かうのだった・・・。こうして出会ったうららと雪。好きなものを語り合える「友達」ができた。BL愛を語り合う日々の中、雪の一言によって、ふたりはある挑戦を決意。それは創作漫画の即売会「コミティア」への出展。年の差58歳、うららと雪の挑戦がはじまった。それは、あるメタモルフォーゼ(=変身)をもたらしていくことになる

面白い物語は、誰かと共感して盛り上がりたいに尽きる

元々、漫画を知っていたので、興味本位で見てみました。主人公を芦田愛菜が演じるということで、「あんな綺麗な子が?」漫画のイメージとは違いすぎて、どうなるかと思いましたが、さすがは子役から育った女優さん。しっかり喪女女子高生感を演出されていました。
お年を召した方が、本屋で絵が綺麗な漫画を買ったらそれがBL漫画でという始まり方が新鮮で、幾つになっても、共感する豊かな心があれば、抵抗なくいろんな世界に興味を持てるんだということを実感しました。
大人だから子供だからじゃなくて、ずっと漫画を読むことを好きでいていいんだと勇気をもらえた作品です。(30代女性)

銀魂

銀魂
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笑いもシリアスも楽しめる冒険映画

ほとんどのキャラクターが、漫画とのイメージの差が少なく、雰囲気がピッタリの俳優が多かったです。
そして、漫画のふざけたストーリーや雰囲気を壊すことなく実写化しています。特に、ヒロインの神楽を演じた橋本環奈さんは、とてもはまり役でした。
冒頭はギャグストーリーから始まりますが、自然とシリアスストーリーに変わり、バランス良くまとまっています。(30代女性)

激熱灼熱コメディ侍漫画

銀さん役の小栗旬がとてもかっこよくて似合っていました。漫画の銀さんよりも目がキラキラしてましたが、スタイルから立ち回りまでうまかった。神楽役の橋本環奈ちゃんも激似で声こそアニメとはちがっていたけピジュアルが最高でした。他にも出ているメンツが豪華すぎて見所満載でした。内容もコメディタッチなところから熱いところまでどの作もとても面白かったです(40代女性)

るろうに剣心

るろうに剣心

<あらすじ>
今から約140年前――動乱の幕末。最強の暗殺者と恐れられ、<人斬り抜刀斎>と呼ばれた男がいた。あれから10年、いまだ乱れた世に現れた、ひとりの男。斬れない刀=逆刃刀で人を助ける、流浪人・緋村剣心。もう決して人は殺さない<不殺(ころさず)の誓い>を立てた抜刀斎だった。大切な人たちが平和に暮らせる時代を作るため、いま剣心の真の戦いが始まる――!

償い、そして、未来へ

主要キャストは原作のキャラクターに寄せていてよかったと思います。
原作を忠実に再現するのはさすがに難しく、120分の枠におさめなければいけないので、所々で端折ったりしている場面もありますが、映画ならではのオリジナル要素を追加することで、テンポよく見応え充分な内容になっています。
この作品は、興行収入や評価も高く期待を裏切らない作品と思います。(30代男性)

忠実に再現された幕末物語

正に原作を明らかに超えた作品と言えると感じましたし、原作の雰囲気をしっかりと再現しながら更にスケールアップをしていたので、この圧倒される世界観は素晴らしかったです。また、キャスト陣もキャラクターそれぞれにぴったりで全く違和感がなかったですし、バトルシーンの迫力や再現力の高さなど、非常に見事だと感じました。(30代男性)

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ちはやふる

ちはやふる-上の句-
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かるたを愛する女子高校生

かるた部(小倉百人一首)を結成した主人公、綾瀬千早と、同じ道で歩み続ける幼馴染の3人組が全国大会に挑む姿がかっこ良かったです。
また、実写化では、広瀬すずさん、野村周平さん、新田真剣佑さん、上白石萌音さんなどキャストが豪華すぎます。
この作品は、上の句、下の句、結びの三作品で完結します(20代女性)

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DEATH NOTE デスノート

DEATH NOTE デスノート

<あらすじ>
警視庁の刑事部長を父に持つエリート大学生・夜神月(やがみライト)は、ひょんなことから「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と書かれた死神のノートを手に入れる。試しに有名殺人犯の名を書き込んでみると、翌日の新聞にはその男の獄中死が報じられていた。ノートの力が本物だと悟った月は、自らの手で犯罪者を裁き、新世界の神になることを決意。月はキラと名乗り世界中の犯罪者に制裁を加えて行くが…。

ファンタジーの中にもリアリティを感じる、緊迫のコンゲーム

映画版は、原作にはいない月の恋人・詩織が登場して、ナオミに殺させることで父親の同情を買い、警察に潜り込むというシーンが追加されています。ここが大きなターニングポイントになりますが、この一瞬で月の狡猾さと冷酷さがわかるように描かれていて、原作を端折ったと思わせないくらいドラマチックに仕上がっていました。
ビジュアル的には、とにかく月役の藤原竜也さんとL役の松山ケンイチさんの再現度が素晴らしく、ふたりの心理的な駆け引きに最後までハラハラドキドキさせられます。戸田恵梨香さんのミサミサも、原作よりもアイドルっぽくて、狂信的に月に惚れ込む姿が、かなりリアルでした。
リュークとレムもCGで忠実に再現されていたし、声がまたぴったりで驚きました。一番良かったのは、主要キャラのバックボーンや性格、立ち位置を変えずに、映画オリジナルキャラも、本筋を邪魔しない程度の存在感に抑えられていたところだと思います。(40代女性)

キングダム

キングダム
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戦国時代の男の生き様

ストーリは原作とは若干違う感じがしたけれど、それはそれで良さがあったし、戦闘シーンや、他のシーンも見応えがあったのでよかったです。他の漫画の実写化とは違って無理やり合わせに行った感がないところもいいところでした。後、キャスティングがすごいよくて、みんなハマっていたのではないかなと思います。次につながる終わり方もよかったです。(20代女性)

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ

<あらすじ>
時は古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と現代日本の銭湯!? そこで出会ったのは真美(上戸彩)ら“平たい顔族=日本人”。彼らの風呂文化に驚愕したルシウスが、その文化をローマに持ち帰り再現すると、たちまち評判になるが、次第にローマ帝国の運命に深くかかわることに…

日本の技術で発展する古代の歴史を堪能する物語

古代ローマが舞台で洋画ではなく邦画というのが好きで最高です。
原作に沿ったストーリーではありますが、原作にはいない人物やオリジナル要素も入れたりと原作に近いようで遠い作品です。ヒロインの名前も原作とは違い、最終的な結果も変えています。
顔の濃い役者をこれだけ集められたものだと感心し、ヒロインも可愛いので役者を見るだけでも楽しいです。
主役を演じる阿部寛さんハマり役でヒロイン演じる上戸彩さんとのやり取りが面白い。
現代にタイムスリップするシーンの印象が強く、コメディ調に作られていて自然と笑ってしまいます。(40代男性)

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のだめカンタービレ

のだめカンタービレ 最終楽章

<あらすじ>
国際音楽コンクールでみごと優勝に輝いた千秋は、“ルー・マルレ・オーケストラ”の常任指揮者となる。マルレ・オケを偵察した千秋は、覇気のないオケの現状に愕然。老舗のオケとは思えない散々な有様だった。一方、コンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励むのだめ。ある日、指揮者となった千秋から、定期公演でのチェレスタの演奏を頼まれ有頂天に。ところが…

原作を超える圧倒的な世界観

原作のキャラクター感はそのまま、むしろパワーアップしていてとても楽しかったです。
音楽作品の唯一の不満点だった、音を聞く事ができなかった点が、映画化によって堪能出来た点が非常に良かったです。映画館の音響により、圧倒的な音量と迫力に鳥肌が立った覚えがあります。俳優さん達が動いて音を奏でている姿はとても良かったです。(40代女性)

ソラニン

ソラニン

<あらすじ>
自由を求めて会社を辞めた芽衣子と、フリーターをしながらバンドを続ける種田。未来に確信が持てず、寄り添いながら東京の片隅で暮らす二人。だが、芽衣子の一言で、種田はあきらめかけた想いを繋ぐ。種田はバンド“ロッチ”の仲間たちと新曲「ソラニン」を完成させレコード会社に持ち込むが、反応のないまま日々は過ぎていく。そんなある日、種田がバイクで事故にあってしまう。遺された芽衣子は――。

男女の友情と切ない恋愛ストーリー

主人公演じる宮崎あおいが亡くなってしまった彼氏が活動してたバンドメンバーと一緒にバンド活動することになるのですが、歌モノの実写化はどうしてもマンガのイメージとかけ離れてしまい残念なことが多いです。ただ、このソラニンでは音作りが丁寧になされていて、原作の世界観を壊さずに上手に表現できていると思います。(30代女性)

アオハライド

アオハライド

<あらすじ>
咲坂伊緒の大ベストセラーコミックス、待望の映画化。日本中を爽やかな感動で包み込んだ“本命”青春ラブストーリー。中1の頃、お互いに淡い想いを抱きつつ、離ればなれになってしまった双葉と洸。 高2の春に再会するも、どこか人が変わってしまったような洸に双葉は戸惑う。 だが、そっけない言動に隠された洸の優しさは昔のままだった。そんな洸に惹かれてしまう双葉。空白の4年間に隠された洸の秘密が徐々に明らかになっていく。 青春のやるせなさにもがきながらも、双葉と洸の恋が再び大きく動き出していく―。

あの頃の青春がよみがえる

キャストのみなさんはほとんどイメージ通りで、特に千葉雄大さんはそのまんまだ!と思いました。ただ高畑充希さんの演じる成海唯ちゃんは原作だとショートカットのイメージが大きいキャラクターなので、できれば髪を切って欲しかったと思いました。ストーリーはほとんど原作にそっていて実写でも切なさや青春の疾走感のようなものを感じることができます。(20代女性)

カイジ 人生逆転ゲーム

カイジ 人生逆転ゲーム

<あらすじ>
特別な才能もなく、人生の目標もない、どこにでもいる典型的な“負け組”カイジ。保証人になったために多額の借金を抱えてしまったカイジは、悪徳金融の遠藤に言われるままギャンブル・クルーズに参加する。そこで行われているのは、命を賭けた究極のゲームだった…。

手に汗握る生き残りを賭けた賭博映画

主人公であるカイジは原作版では特にイケメンではありませんが、映画版でカイジ役に起用された藤原竜也さんはイケメンであり、また独特の演技力によって原作とは違う魅力を生み出したと思います。
原作の持つ命がけのゲームのドキドキ感も持ちつつ、藤原さんが苦しみの演技を見せながら生き残っていく様子は、原作のスリル感などもありながら、また別の独立したエンタテイメント作品として成立しているように感じました。(30代男性)

東京リベンジャーズ

東京リベンジャーズ

<あらすじ>
負け犬フリーター=タケミチの元恋人ヒナタが殺された。事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落、目覚めた先はなんと10年前–負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代にタイムリープしてしまった。もう一度繰り返される、あの頃。最悪の過去でようやく見つけたヒナタを救う唯一の方法は、ヤクザも恐れる危険な組織“東京卍會”を消滅させること。熱い仲間たちとの出会いの中で、ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは弱虫だった“過去”の人生にリベンジし、“今”を変えられるのか?

主人公の成長が楽しめます。

シチュエーションや展開だけでなく、登場人物の顔つきや髪型まで充実に再現されていて感動しました。漫画もアニメも大好きだったので心配でしたが、予想以上にクオリティが高くて良かったです。
主題歌「名前を呼ぶよ」も、作品の雰囲気に合っていて良かったです。続編も決定しているとの事なので、他の登場人物のキャストも今から楽しみです。(20代女性)

ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

<あらすじ>
芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。彼女には秘密があった。それは、「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの―、全身整形だということ。手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始める。恋人の御曹司は別の女と婚約し、生まれながらに美しい後輩モデルも登場。美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこ。それは世の中を騒然とさせる事件へと繋がっていく…。

全身整形をしてトップスターになった女性の物語

原作の漫画のイラストも好きなのですが、映画の方は、映像が、とにかく美しかったです。ライトだったり配置されているものだったり、主演の沢尻エリカさんを含めて美しさが溢れていました。やはり、沢尻エリカさんの起用は正解だったと思います。可愛らしくて美しい沢尻エリカさんならではの、りりこに出会えて嬉しかったです。(30代女性)

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