小学生高学年の子供におすすめのアニメ映画14選
小学生の高学年の子供に見てもらいたいアニメ映画を集めてみました。
低学年のうちは子供向けのアニメしか見なかったお子様たちも高学年になるにつれ、大人が見るような映画も見始める頃。そんな小学生高学年の子供たちに見てもらいたいアニメです。
親と一緒に見て、少し難しいところはご両親が説明してあげることで、理解も深まっていくことでしょう。
- 2024/03/08 「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」を追加
- 2024/4/2 「マイ・エレメント」を追加
マイ・エレメント
<あらすじ>
ディズニー&ピクサーの長編『マイ・エレメント』は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らすエレメント・シティが舞台。機転が利くが癇癪持ちの女の子エンバーは、柔軟な性格の青年ウェイドと出会い、世界観が揺らぐ。監督はピーター・ソーン(『アーロと少年』、短編『晴れ ときどき くもり』)。脚本はジョン・ホバーグ、キャット・リッケル、ブレンダ・シュエ。製作はデニス・リーム(『アーロと少年』、『カーズ2』)。声の出演はエンバー役のリア・ルイスとウェイド役のママドゥ・アティエ。
きっと分かる自分の気持ち
日、水、風、草、それぞれの生活や風習、決まりごとがある中で、みんなが同じ世界でそれぞれが自分にしか分からない何かを抱えながら暮らしている。私たちも同じ。色々なしがらみがある中日々生きている。
ファンタジーだけど、重なること共感ができるところがたくさん。気づいたら、感じるまま泣いたり、笑ったり。1人でも、友人、恋人、親子でも観れる作品。(30代女性)
すずめの戸締り
<あらすじ>
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。
天災に立ち向かう女の子の物語
作品名からは物語の展開が思いつかない内容でした。様々な地方に行きその風景や食べ物も出てくるので、授業で日本地理について勉強した子供には大変興味をもったようでした。
また地震に関する内容も出てきます。特にラストには東日本大震災の内容が出てきます。当時テレビでその光景を目の当たりにした自分と、丁度生まれてすぐの小学校高学年の子供。映画が終わってからもその風景や、主人公が話した言葉の意味、主人公の境遇について説明しました。子供も興味をもってその話を聞いてくれました。綺麗な映像とその場面にあった歌と音楽。素晴らしい映画です。(40代女性)
BORUTO NARUTO THE MOVIE
<あらすじ>
七代目火影・ナルトの子にして忍の才能を持つボルトは、多忙が故に家族と過ごせない父親を忌み嫌っていた。ボルトは父親を超えるべく、サスケに弟子入りを懇願。サスケはある条件付きで師匠となることを約束する。そして新たな忍を育てる「中忍選抜試験」が開催されようとしていたその時、姿を現したのは…。製作総指揮・岸本斉史が「これ以上のものは描けない」と断言するシリーズ最高傑作が今、放たれる!
親父の背中を見て子供は成長する
大人気漫画ナルトの息子のボルトの話です。現代は便利な物に溢れています。スマートフォンやパソコンなど様々なものは使い方を間違えなければとても有効なものです。しかし、使い方を誤ってしまっては、便利なものも犯罪の道具となってしまいます。便利なものに頼ることも決して間違いではないが、自分の力でスキルを磨き、成長することの大切さをこの映画から学びました。また、ナルトとボルトの親子の絆を感じ、とても感動する映画でした。(20代男性)
THE FIRST SLAM DUNK
1990年から96年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、現在に至るまで絶大な人気を誇る名作バスケットボール漫画「SLAM DUNK」を新たにアニメーション映画化。原作者の井上雄彦が監督・脚本を手がけ、高校バスケ部を舞台に選手たちの成長を描き出す。
ザ・青春スポーツの熱い物語
これから中学に上がり、部活を始めようと思っている子達にいい刺激を与えてくれるアニメ映画だと思いました。
スラムダンク世代の私達はもちろん、初見の小6の息子も凄くかっこよくて面白かったというくらいの完成度の高い映画でした。
まるで試合を見ているかのような臨場感はたまりませんでした。これを観たらバスケをしたい!と思う子達も増えるかもしれません。それくらいかっこいい熱い試合が観れる青春映画でした。(40代女性)
「THE FIRST SLAM DUNK」の関連テーマ
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
<あらすじ>
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
西国ウェスタリスの情報局対東課〈WISEワイズ〉の敏腕諜報員エージェントの〈黄昏たそがれ〉ことロイド・フォージャーがいつものように任務に当たっていたところ、進行中のオペレーション〈梟ストリクス〉の担当を変更する、という指令が。
しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった――。その頃イーデン校では、優勝者に〈星ステラ〉が授与されると噂の調理実習が実施されることに。少しでもオペレーション〈梟ストリクス〉の進展を示し〈WISEワイズ〉へ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和を守る為、ロイドは審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子≪メレメレ≫を作ることをアーニャに提案。本場の味を確かめるため、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かうことに。その一方でヨルは、出発前にロイドと謎の女のやりとりの一部始終を目撃してしまい、仮初めの関係に一抹の不安を覚えながらの家族旅行となってしまう……。
そんな家族旅行の途中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。その中にはなぜかチョコレートが……。不思議に思っていると、トランクケースの持ち主が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまう……。ところが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた――!?
そしてたたみかけるように、旅先で起こるハプニングの連続!!
世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった――。
超人ファミリーが世界を救う!?
小学生の子供がいるので子供中心の映画ライフを送っているのですが、この作品は大人も子供も楽しめました。ハラハラドキドキもありつつ、学園モノの要素あり、家族愛あり、コメディあり、といろいろな要素が満載です!劇場版オリジナル作品は「?」となる作品も多い中、これは当たりでした!
それとアーニャやヨルさんの「おでけけコーデ」がかわいいのも見どころです。(30代女性)
ジョゼと虎と魚たち
<あらすじ>
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。
否定していた可能性の解放
ヒロインのジョゼは下半身不随で車椅子の女の子なのだが、その障害を理由に保護者であるおばあちゃんから行動を制限されていてなかなか好きに外に出れない。そういった描写がリアルで、更にそういう扱いをされると自分自身もできないと思い込んでどんどん自分を否定しまう描写が描かれていて、こういう部分は言葉遣いや自分の言葉の影響を考える上で良い作品だと思う。(20代男性)
ペンギン・ハイウェイ
<あらすじ>
小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか・・・。 少し不思議で、一生忘れない、あの夏が始まる。
男の子とお姉さんのひと夏の思い出
研究熱心な小学生の男の子が主人公です。
なんにでも疑問を持つ年頃で、自分で「なぜ、どうして」を解き明かしていく物語です。途中で年上のお姉さんが登場しますが、男の子との甘酸っぱい恋愛にも注目です。この作品は大人の私でも面白く、もう3回ほど見ています。
なかなか見られないテーマの作品だと思うので、是非見ていない方は見て欲しいです。(20代女性)
パラノーマン ブライス・ホローの謎
<あらすじ>
少年ノーマンは死者と会話が出来る特別な能力の持ち主。そしてその能力を使って古い呪いから彼の町を救う使命が彼に舞い落ちる。恐ろしいゾンビや謎の幽霊、あくどい魔女、そして最も手強い相手となる無知な大人たちと立ち向かい、予想以上の能力を発揮して活躍するノーマン。スリルとおかしさ満載の不思議な冒険の物語は、家族全員で手に汗を握りながら楽しめるストップポーションのアニメーションだ。
勇気と個性の大切さを学べる冒険物語
霊と交信できることで学校でいじめられたり、家族からも疎まれている11歳のノーマン君が主人公です。
いつもは弱気なノーマンが自身の力を使って悪霊を収めるストーリーに、差別することの愚かさや、個性を大事にすることの重要性が伝わってきます。ノーマンと同様に差別に苦しんだ少女、一方でいじめられていてもその対処法をわきまえている同級生も登場し、人は十人十色なのだとも感じられるのです。主人公と同じ年代の子供にこそ響く内容ではないでしょうか。
幽霊も登場するので映像にはスリルがあります。低学年だとおののいてしまいそうですが、高学年ならば”ちょっと怖い”と興味をそそられるのでは。その辺りもまた思春期にさしかかる子供にぴったりではないかと感じています。冒険ものとしても見ごたえがありますよ!(40代女性)
映画「聲の形」
<あらすじ>
“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子に無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子のもとを訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語……。
人間の心の強さと弱さ
生まれつき障害を抱えている子や、嫌なことをされた時に相手がどう感じるかなど、心に負ってしまった傷は治るのにすごく時間がかかるんだよという精神的な部分の勉強にもなるかなと思いました。
この作品はそういう部分に触れているため、学校でのいじめや差別、人間関係など色々考えさせられる部分が多かったので選びました。(30代女性)
「聲の形」の関連テーマ
サカサマのパテマ
<あらすじ>
かつて、大異変が人類を襲った。そして、時は流れ…。夜明け直前の‘空’を見上げる少年、エイジ。彼の住むアイガでは、「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と‘空’を忌み嫌う世界であった。そこに、突然現れた‘サカサマの少女’。彼女は、必死にフェンスにしがみつき、今にも‘空’に落ちそうである。彼女の名まえはパテマ。地下世界から降ってきた。エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出した。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件であった。その頃、アイガの君主イザムラの元には、「サカサマ人」があらわれたとの報告が届く。イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じるのだった…。
二つの世界の勇気と友情
主人公ははじめに出てくる女の子だけじゃなくて、後から出てくる男の子も主人公です。
少数の仲間たちと暮らす、見た目が10歳くらいの女の子パテマは新しいものが大好きなようでおじさんがくれた写真を眺めていました。きっかけがあって地面から墜落してしまうのですが、まるで別世界にたどり着くのです。そこで第二の主人公の男の子と出会います。
そこからが本当の意味で上は下への展開で見ていると自分まで空に浮かんでしまいそうな気持ちにさせられます。勇気やミステリーもありとても楽しめる作品だと思います。(30代女性)