恐怖と緊張が止まらない! モンスターパニックを描いたおすすめ映画16選
おすすめのモンスターパニック映画を集めてみました。
サメやヘビなど実際に存在する動物から、未知の怪物まで、人々に襲いかかるモンスター。恐怖のどん底に落とされる緊張が面白いモンスターパニック映画ですが、「ジョーズ」のような歴史的名作もある中、低予算のB級映画も多いジャンルでもあります。
B級にはB級の楽しさもあるので、そんなたくさんあるモンスターパニック映画からおすすめの16作品をご紹介します。
- 2024/4/15 「ザ・サンド」を追加
グエムル-漢江の怪物-
<あらすじ>
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物<グエムル>が現れた!河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われていく。気付いた時には遅かった!カンドゥの愛娘、中学生のヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政府に隔離されてしまう。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう。果たして彼らはヒョンソを救えるのか?そしてグエムルを倒すことはできるのか!?(
漢江に現れた怪物(グエムル)に攫われた娘を助けるため、家族が一致団結する話
ソウルの漢江に怪物(グエムル)が現れ、人々を襲い始めた。目の前で娘を攫われたパク・カンドゥは、政府から伝染病の感染を疑われ隔離されてしまうが、駆けつけたパク家の面々と共に娘を救出するため奔走する。
冒頭でアメリカ軍が大量のホルムアルデヒドを漢江に流すシーンがあります。そのことが原因でグエムルが誕生したという筋書きになっていますが、薬品を流した所までは実際にあった事件だそうです。アメリカ批判をエンターテイメントまで昇華するとは、流石「パラサイト」のポン・ジュノ監督作品だなと思いました。
化け物から娘を助け出したいだけなのに、人間である政府が邪魔をしてくる構図は、皮肉が効いていて面白かったです。アーチェリー銅メダルなのに実戦で命中させられない妹や、肝心なところで火炎瓶を落としてしまう弟の描写は、人間臭いダメさが滲み出ていて、とても共感が持てました。モンスターパニックでもあり、ドタバタコメディでもあり、ヒューマンドラマでもあり…。いろんな要素を持った全く新しいジャンルの映画です。(30代女性)
ジョーズ
<あらすじ>
アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグ演出の『JAWS/ジョーズ』は、当時サスペンス映画に驚異的な新風を吹き込み、映画鑑賞そのものを変えてしまったと大きな話題を呼んだ作品だ。平和な海水浴場のアミティに人食いザメの事故が続々と発生。アミティの警察署長(ロイ・シャイダー)、若い海洋学者(リチャード・ドレイファス)と白髪まじりのサメ漁師(ロバート・ショウ)がこの巨大人食いザメ退治に乗り出す。サスペンスをさらに色づける有名なスコアともども、近代映画の歴史の中でアドベンチャー作品の大傑作として残る作品だ。
サメを退治する男たちの物語
サメの恐怖を最大限に強調した映画だと感じます。サメから見た人間への映像は見ている側の緊張感を自然に高めてくれます。またサメが出現する際の独特の音楽は、いつ新たな犠牲者が出てしまうのかという恐怖感を出させてくれました。
ストーリー的にもサメが暴れまわるというよりも、恐怖のどん底に追い詰めたサメをいかにして退治していくかという視点で描かれており見どころ満載といえます。(50代男性)
クワイエット・プレイス 破られた沈黙
<あらすじ>
ジョン・クラシンスキー監督によるサスペンス・スリラーの続編。自宅で惨劇に見舞われたアボット一家(エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ)が、今度は外界の恐怖に直面する。生き残りを懸けた、静かなる戦いは続く…!
音に反応する怪物との戦い
緊張感があって面白いです!
聴覚が異常に発達したモンスターの出現で荒廃してしまったアメリカで、生き延びた家族が音を立てないように生活し、モンスターから逃げ切ろうとするストーリーなのですが、登場キャラクターがほぼ主人公となる一家とモンスターだけなので非常にシンプルでわかりやすいです。また、基本的に音を立てないように注意しながら生活していることや、いつ怪物が襲ってくるかも分からない恐怖に、見ているこっちも息をするのも忘れるくらいの緊張感があります!
この一家には幼い子どもや赤ん坊がいるためどうしても音を立ててしまう場面が何度もあり、終始ドキドキハラハラしながら見守ってしまいました。
多少ツッコミどころはありますが、圧倒的に強い怪物と戦う家族の勇敢さや家族愛に感動もあり、とても満足な映画でした。(30代男性)
アナコンダ
<あらすじ>
伝説のインディオを求めてアマゾンへやってきた若き文化人類学者ケイルと、恋人の女性監督テリー率いる撮影隊は、探索の途中、蛇の密猟をしているという謎めいた男サローンと出会う。ジャングルの知識にたけた彼は、次第に他のクルーたちをいいなりに動かすようになる。だが彼の本当の目的は幻の巨大アナコンダを生け捕りにすることだった。テリーたちがそれに気づいた時はもはや遅かった。アナコンダはもう彼らのすぐそばまで迫っているのだった。彼女たちは、サローンの狂気とアナコンダの恐怖の両方と闘わなければならない。
人間と蛇の弱肉強食ストーリー
アマゾンを舞台にした、人間とアナコンダ(巨大蛇)の戦いを描いた映画です。
日本でも珍しくない「蛇」という存在が、ここまで脅威になるのかと、見事に描かれています。
宇宙人など存在がはっきりしていない恐怖とちがい、確実に存在する蛇だからこそのリアリティがあります。ジョーズなど、動物パニック映画が好きな方には特におすすめです。(30代女性)
ミスト
<あらすじ>
その夜、激しい風雨と共に雷鳴が轟き、町を嵐が襲った。湖のほとりに住むデヴィッドは、妻のステファニー、5歳の息子ビリーと地下室に避難していた。翌日は晴天。しかし、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した霧の壁を見て不安になる。それは不自然にこちらに流れてくるのだ。息子と共に買出し出掛けたデヴィッドは妻に連絡を取ろうとするが、携帯電話も公衆電話も不通になっている。スーパーマーケットの中へと入ると店内は大混雑。すると突如大きな地震に襲われ、外は霧に囲まれて身動きが取れないまま、彼らは店内に閉じ込められてしまう…。
突如霧に覆われた町で、未知の生物に追い詰められていく人々
原因不明の霧が発生し、その中に潜む未知の生物が人々を襲い始める。スーパーマーケットに買い出しに来ていたデヴィッドたちは、陸の孤島と化した店内で精神的に追い詰められていく。
スティーブン・キング原作の小説の映画化。後味の悪い映画の代表作と言っても過言ではない作品です。どうせ主人公なんだから、最後に救出されてハッピーエンドで終わるんでしょう?というお決まりの”主人公補正”が全く通じない展開となっています。
私はこのラストを見て、突然頭を殴られたかのような衝撃を受けました。確かに後味の悪い映画ですが、だからこその突き抜けた面白さがあります。バッドエンドでも問題なく見れる人や、普通の展開に飽きた人にぜひ見て欲しい映画です。また、未知の生物も怖いのですが、極限まで追い詰められた人間の何を仕出かすか分からない怖さもあり、最初から最後までドキドキさせられました。(30代女性)
「ミスト」の関連テーマ
ムルゲ 王朝の怪物
<あらすじ>
朝鮮・中宗22年(1527年)―国に疫病が蔓延する中、宮廷の背後にそびえる仁王山(イナンサン)に“物怪”(ムルゲ)が現れるという噂が流れる。ムルゲと遭遇した人間は逃げおおせても疫病にかかり悲惨な死を迎えるという。民衆が恐怖と混乱に陥る中、それに乗じて11代中宗王の失権を目論む陰謀が密かに計画される。陰謀の匂いを感じた王は、民衆の不安と朝廷の危機を一掃するため、かつて政争により朝廷から追放された朝鮮国最強の武人・ユン・ギョムを呼び戻す。ユン・ギョムは、長年の同僚であったソン・ハンとずば抜けた弓矢の腕前と医術の知識を持つ愛娘ミョン、そしてミョンに恋心を抱く優秀なホ宣伝官、彼らと共に力を失いつつある王と疫病に苦しむ民衆を救うため、物怪(ムルゲ)の棲む仁王山へと向かうのだが…
疫病の元、怪物退治物語
韓国のモンスターものの映画は「グエムル」以来でしたが、こちらもなかなかよくできていて楽しめました。
ただ怪物ムルゲが出てきてパニックになる、というだけでなく、それを利用しようとする朝廷の陰謀や、ムルゲの存在の真偽に振り回される人々の混乱をじっくりと描いていて見応えがありました。
展開が二転三転するので、最後までだれることなく楽しめます。(30代女性)
トレマーズ
<あらすじ>
ケヴィン・ベーコンとフレッド・ウォードが、彼らが住む砂漠の小さな町の地面下には人食いモンスターが群がっていることを発見する。彼らのモンスターとの戦いが始まる。
モンスターに丸飲みされる恐怖
人食いのモンスターがどんどん人を丸飲みしていくという怖い映画でハラハラドキドキの展開を楽しめます。丸飲みされながら必死で抵抗する人間がとてもあわれで見てられないですね!モンスターに食べられるという恐怖を見事に描いたパニック映画になっています!とてもオススメしたいですね、僕のイチオシです!(40代男性)
ピラニア
アメリカ南西部、ビクトリア湖畔では春休みシーズン恒例のイベント“ウェットTシャツ・コンテスト”で盛り上がっていた。ビキニ姿のセクシーな女性集団と、取り巻きの男たちは興奮MAX状態。そんな時、湖底で大規模な地割れが発生し、その裂け目から何万匹ものピラニアが湧き出てきた。
それは200万年前に絶滅したはずの、凶暴な太古のピラニアだった。何も知らない能天気な若者たちは、その飢えたモンスターたちに、一人、また一人と餌食になっていく…。果たしてピラニア集団に立ち向かう人々の運命は?
生体兵器の脅威とそれに対する人類
とある山奥の廃棄された実験場のプールにて飼育されていた生体兵器として改良されたピラニアの群れが手違いにより川に放流されてしまい、それが引き起こすパニック映画。
殺人魚系モンスターパニックのパイオニアとも言う作品であり、古い映画ですがパニック描写やピラニアを抹殺する為のラストの緊迫した攻防など見所が多くあります。リメイクされていますが設定等はかなり異なっておりますので、お探しの際にはご注意下さいませ。(40代男性)
モンスター・パニック
<あらすじ>
鮭漁で栄えてきた港町で次々と不可解な事件が勃発。調査に乗り出した漁師のジムとドレイク博士は、事件の背後に謎のモンスターが潜んでいることを発見する。その正体は、急激に成長を促進させた遺伝子操作の鮭を喰ったため突然変異を起こした魚類だった!
人間とモンスターの大格闘
B級映画好きは楽しめます。タイトルの通りモンスターと遭遇して人間が戦う映画。
アメリカの漁村で魚を釣ってたらモンスターを釣り上げて人々を襲いだします。モンスターは後からワンサカ出てきて住民たちが戦います。海から出てきた半魚人みたいなモンスターなのですが、ひたすら人間と闘ってはやられていく様は楽しめます。(50代男性)
シン・ゴジラ
<あらすじ>
東京湾・羽田沖。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、内閣官房副長官・矢口蘭堂は、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか?
ゴジラという虚構にリアルで立ち向かう物語
現実の日本にゴジラが、実際に現れたらどうなるかをリアルに描かれており面白いです。特に、内閣での会議や巨大不明生物特設災害対策本部(通称:巨災対)での話し合いが面白く感じました。
第一形態から第五形態まで進化していく過程で、どんどん人の手に負えないほど凶悪に強くなっていく様は創作と分かっていても恐怖と絶望を覚えました。
そんな中でも、巨災対や自衛隊やアメリカの軍隊が諦めずに立ち向かう姿に希望を感じました。
ゴジラと彼らのその後が気になるので、是非続編を制作してほしいと思っています。(20代女性)