釣りの魅力を満喫!おすすめ釣り漫画8選
釣り好きの人はもちろん、釣りの初心者でも楽しめる、面白くて役にも立つ釣り漫画をご紹介します。
釣り漫画の不朽の名作「釣りキチ三平」から女子校生たちが緩やかに釣りを楽しむ「放課後ていぼう日誌」まで、釣りの魅力を堪能できます。
放課後ていぼう日誌
作者:小坂泰之
《あらすじ》
海野高校1年生の鶴木陽渚は生き物が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩と出会ったのをきっかけに謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに! 個性的な部員たちに囲まれて、陽渚の高校生活どうなるの!?
女子高生たちのほのぼの系釣り漫画
「ゆるキャン△」系の女子のみで展開されるほのぼのアウトドア釣り漫画。私自身が釣りが大好きこともあり、個人的には「ゆるキャン△」よりも面白いと思う漫画です。
この漫画は生き物嫌いで手芸が得意なインドア派の女子高生の主人公、鶴木陽菜を中心に、個性的な4人の女子高生が「ていぼう部」という名の部活の中で、様々な種類の釣りにゆるめの雰囲気で挑戦していく、というストーリーになっています。
この作品の魅力はなんと言っても作者に「釣り愛」が感じられるところですね。釣りに興味なんてないけど仕事だから仕方なく描いているわけじゃない、作者が心から釣りというアクティビティを愛している、リールの描き方一つ見てもそれがはっきりわかります。釣りどころかアウトドアに全く縁がなかった生き物嫌いの主人公陽菜が、サビキ釣りでアジゴをフッキングした瞬間から釣りの魅力にのめり込んでいく姿は、全ての釣り人が通る道ではないでしょうか。釣り好きはもちろん、釣りに興味がない人にも読んでいただきたい最高の釣り漫画です。(40代男性)
女子高生が新たな自分を見つける物語
海野高校1年生。高校進学を機に都会から海辺の小さな町に引っ越してきた、主人公鶴木陽渚は手芸が好きな釣りとは無縁な女子高生でしたが、偶然出会った女子高生の強引な勧誘で「ていぼう部」に入部してしまいます。
当初は不本意であった主人公が、釣りの楽しさに目覚めていく様子を描いた作品です。
この漫画ではストーリーに沿って、釣りを知らない読者にも分かるように道具や仕掛けの説明がされているため、釣りの入門書としても最適です。(30代男性)
グランダー武蔵
作画:てしろぎたかし 原作:藤本信行
<あらすじ>
都会から田舎に引っ越してきた風間親子。元気いっぱいの息子、武蔵はやがて釣りに興味をもちはじめ、ミラクル・ジムに釣りの手ほどきを受け、みるみるうちに上達する。そこへ関西で名高い釣りの天才少年、岩淵湖次郎が現れた。彼の段々溜まりを小馬鹿にした態度に腹を立てた武蔵は初心者にもかかわらず、段々溜まりの超大物級ブラックバスである主をかけ、彼に勝負をいどんだ武蔵は全神経を集中し、主の居場所を探すが、湖次郎は早そうに小ぶりのブラックバスを釣りあげる。快調な湖次郎。しかし、ついに武蔵も主の居場所をつきとめたさあ、反撃開始だ、武蔵超おもしろスーパーリアルフィッシングまんがの決定版。
カッコいい釣り道具に注目
少年時代に釣りにハマったきっかけとなった漫画。
作中のルアーなども実際に販売され、今の30代なんか親に買ってもらったのではないでしょうか。実際の釣り名人の方がキャラクターになっていて、臨場感もありました。この漫画で釣り方とかちょっとしたルアーの投げ方を真似して遊んだりしたので、少年少女や世代の方は読んでみるとハマると思います。(30代男性)
フィッシングバトル漫画
このマンガは、私が小学生のころコロコロコミックで連載していました。読んでいるとカッコいいルアーをコレクションしたくなるマンガです。劇中に出てくるルアーがカッコいいので、ルアーを集めたくなると思います。当時ルアー釣りをやらないのに作中に出てくるルアーを集めていたほどです。(20代男性)
おひ釣りさま
作者:とうじたつや
《あらすじ》
上条星羅、24歳、女子。OLとして働く彼女の趣味は、一人で“釣り”に出かけること。ルアーにエサ釣り、川に海…。彼女はいつも“おひ釣りさま”!!
気ままに、ときどき魚の気まぐれに、ひとり釣果休暇
ミステリアスなクールビューティーOLのひとり釣果集。キャラクターも少ないし、毎話毎話、結構長めの説明が続くにも関わらず、不思議とするすると読み進めてしまう作品。
登場する釣り方の豊富さのせいでしょうか?こんな釣り方もあるのかと毎度驚かされます。主人公セイラによる、釣りの例えも独創的で楽しいです。こういう休日は充実してるのだろうな、と思える作品です。(20代女性)
「おひ釣りさま」の関連テーマ
Mr.釣りどれん
作者:とだ勝之
<あらすじ>
転校早々、バスケット部に入ろうとしていた湖一(コーイチ)が入部したのは“バスゲット部”!? そのクラブとは、淡水魚の王者・ブラックバスを釣(ゲットす)る部だった!! 生物部に籍を置き、徐々に生物部を乗っ取ろうともくろむバスゲット釣好会の会長にして、唯一の会員・釣太(ちょーた)の強引なリトリーブ(勧誘)によって、コーイチはルアーフィッシングの魅力にどっぷりハマってしまうのだった。あみこ高校バスゲット釣好会、その大きな野望が今動き始めた――!
釣りにハマッていく高校生ライフ
登場人物が高校生なので、大人が読んでも懐かしさを感じるような雰囲気があり楽しくなりますし、高校生活の中でだんだんと釣りにハマッていくストーリーなので、物語としてもリアリティがあり受け入れやすかったです。また、読んでいるだけでどんどん釣りをしたくなりますし、釣りの面白さを改めて教えてくれるような作品でおすすめです。(30代男性)
スローループ
作者:うちのまいこ
<あらすじ>
「最近 なんか 釣りが楽しい」 海辺でひとり、亡き父に教えてもらったフライフィッシングを嗜む少女・ひより。 そんな時に出会ったのは、母親の再婚相手の娘・小春で…? ひょんな出会いから「姉妹」になった小春とひよりと一緒に、「釣り」をしながらスローに過ごしてみませんか?
人と人との温かい心の輪(ループ)
釣りをテーマにした漫画は色々ありますが、女性が作者で、主人公も女子高生。さらに海釣りではなく渓流釣りのフライフィッシングとなれば、この「スローループ」を挙げる人も多いと思います。
父親に教えてもらったフライフィッシングを愛する内気な「ひより」と天真爛漫な「こはる」との出会いは、ひよりの人生に変化をもたらします。
フライフィッシングって何?という人にも(漫画ならでは?)haw to本のような感じで覚えることが出来そう。
釣りをベースにして登場人物は徐々に増えていきますが、それぞれにエピソードがあり、愛着も沸いて来ます。
楽しく読み進めていると、いつの間にか温かいストーリー展開に巻き込まれ、うっかり涙腺も緩むほどで、男女問わず楽しめる作品だと思いました。(50代女性)
釣りバカたち
作者:矢口高雄
「グググッー!!」と竿に伝わる魚信、躍乱する銀鱗をこの手にするまでのわずかなプロセス。スポーツ、あるいはレジャーとして釣りを楽しむ人は1千万人とも言われ、そのプロセスには《特異な魅力》があるとされている。主人公の田中は地方銀行に勤める大の釣りバカ。自称《ヘラブナが恋人》というほどの釣りマニア。きっかけは地元の薬局で、釣りバカたちに釣りに勧誘されたことから始まる。…初めて竿をもった田中が感じた釣りの醍醐味、釣りのことがもう頭から離れない。だれが言おうとコレだけはやめられない! 全国の釣りバカたち必読!! 思わず、ウンウンと共感するストーリー、『釣りキチ三平』でおなじみの釣り漫画のカリスマ、矢口高雄先生が描く圧倒的ボリュームの第1巻(全5巻)!!
釣りに熱中する社会人たちの日々
「釣りバカたち」は題名こそ「釣りバカ日誌」とよく似ていますが、「釣りバカ日誌」よりも前に連載開始された青年漫画です。
この作品は釣り人の釣りにかける熱い想いが存分に描かれている…だけでなく「釣り人による、悪意はないがマナー違反」な行動がきっかけとなり他人に迷惑がおよぶこともある…といった現実にもリンクする負の側面をも描いています。
基本オムニバスもので主人公は変わりますが、何度も登場するキャラクターもいて、ストーリーやフィッシングシーンも迫力があります。社員旅行先で釣りをする…といった青年漫画であり釣り漫画であるからこそのエピソードもあり、おすすめです。(40代女性)
釣りバカ日誌
作画:北見けんいち 原作:やまさき十三
<あらすじ>
鈴木建設に勤めるハマちゃんこと浜崎伝助は、とくにこれといった趣味もなく、かといって仕事に燃えるわけでもなく、ただのんびりと毎日を過ごしていた。ある日、上司の佐々木課長に釣りに誘われて、イヤイヤついていったのが運のツキ。すっかり釣りの面白さにはまってしまい、ここに一人の釣りバカが誕生するのだった……。
ほのぼのとした掛け合いのある釣り好き同士の友情
映画化されていて有名ですが、原作漫画は、ほんわかした雰囲気の中に、ハマちゃん、スーさんの微笑ましい掛け合いが行われる。ハマちゃんの息子、鯉太郎の成長は描かれているものの、途中の巻からでも楽しめる、気軽さと安定感。読むとほのぼのと幸せな気持ちになれます。読んだことのない方、映像ではなく、是非一度原作の雰囲気のに触れてみては。(40代男性)
とにかく面白いコメディ釣り漫画
魚や釣りについてはあまり詳しくないのですが、それでもストーリーや登場人物のキャラクターが大変面白いので釣りが好きな人は勿論、コメディー漫画が好きな人にもとても楽しめる漫画という印象です。
個人経営とか中小企業ならともかく大会社の社長と若手の平社員が社外で釣りという同じ趣味を楽しむ事もまれな例だと思いますし、釣りをしている時は平社員が社長にタメ口を叩く、釣りに関しては師匠になる事もある、という設定もとても面白いです。(50代男性)
釣りキチ三平
作者:矢口高雄
<あらすじ>
天才釣りキチ少年、三平三平(みひらさんぺい)登場! 世代を超えて釣ろう、でっかい夢を!! 同じく釣りキチのじいちゃん・一平(いっぺい)譲りの才能で、参加した鮎釣り大会に初出場で見事優勝する。しかし、その優勝をねたむやからに難癖をつけられ、鮎釣り対決をすることに。三平がとった策は「水あびと昼寝作戦」!! 水のプリンセス“鮎”の魅力を堪能!
釣り漫画の金字塔
「釣りキチ三平」に憧れて釣り師になった人も多数いるというレジェンド釣り漫画。
連載開始は1973年なので、もう50年近く前に始まった漫画ですが、いま読んでも面白いし。社会問題も取り上げられることもあるので、ただの釣りだけの漫画ではない深みもあります。(50代男性)