謎を解け! おすすめの推理系アニメ13選
おすすめの推理・謎解き系のアニメを集めてみました。
推理アニメというと「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」が有名ですが、主人公が探偵ではない推理アニメもたくさんあります。日常のちょっとした謎を解く推理から、ファンタジーSF推理作品まで、おすすめの13作品をご紹介します。
氷菓
<あらすじ>
省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊原摩耶花と福部里志。彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。
1度見たらやめられない名作青春ミステリー
学生生活の中で起きるちょっと不思議な事件を解決していく青春ミステリー作品です。
色々な理由で古典部に集まった4人の個性豊かなキャラクターが各々の推理を出していくところもストーリーを面白くしてくれています。
何気ない学校生活の中で起きるさりげない事件を、このアニメのヒロインでもある千反田えるの「私、気になります」というセリフとともに動き出す流れは見ていてクセになりそうです。
美しい作画とともにのめり込める推理アニメに仕上がっていると思います。(40代男性)
省エネがモットーの謎解き
学校生活で起こる日常に潜む何気なく見逃してしまいがちな謎や引っ掛かりを主人公が推理して解決していく物語です。ひょんなことから入部させられた古典部で起こる事件に立ち向かう主人公の省エネをモットーとするスタイルが面白く、それに刺激を与えるヒロインとの掛け合いが噛み合っていなくて面白いです。登場人物それぞれにも魅力があり、関係性が次第に変わっていくので展開が気になってしまいます。(30代女性)
「氷菓」の関連テーマ
時光代理人 -LINK CLICK-
繁華街の一角に佇む「時光写真館」。そのさびれたドアの奥には、特殊な能力を持った2人の男がいた–。写真館を経営するのはトキ(程小時)とヒカル(陸光)。トキの幼馴染・リン(喬苓)を通じて顧客から舞い込む依頼を遂行すべく、「撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入ることができる能力」を持つトキと、「その写真の撮影後12時間の出来事を把握できる能力」を持つヒカルはコンビを組み、過去を引きずるクライアントからの依頼を解決していく。『絶対に過去の改変をしてはならない』ルールのもと依頼を遂行していた二人だが、正義感の強いトキはつい過去に干渉してしまい、その行動はやがて少しずつ未来を変えていく–。
推理とタイムスリップが上手く組合わさった作品
この作品はただの推理アニメではなくて、タイムスリップなどのSF要素をプラスしてさらに物語に深みを持たせています。最初は謎だったところも、時系列が変わることによって少しずつ真実へ近づいていくところが面白かったです。バディものとしても面白くて、お互いに欠点を補いながら事件を解決していく主人公たちがとてもかっこいいです。(20代男性)
ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-
「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベット。時を経て少年はロード・エルメロイの名を受け継ぎ、「ロード・エルメロイⅡ世」として、魔術師たちの総本山・時計塔で魔術と神秘に満ちた様々な事件に立ち向かう―――。原作・三田誠によって描かれる正統かつ至高の魔術ミステリーが待望のアニメ化。人気エピソード「魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)」と、そこへ至るアニメオリジナルエピソードで構成される。これまで謎に包まれていたTYPE-MOON世界の根幹『魔術世界』を舞台に繰り広げられる、神秘と幻想、魔術と謎の交錯する物語、開演。
魔術師の動機を探る物語
ロード・エルメロイII世が、魔術師の起こした事件を優れた観察眼と教え子たちの協力で解決する話です。魔術師は常人では不可能な方法で事件を起こすため、相手がどう事件を起こしたかや、アリバイについての推理はあまり意味をなしません。しかし、魔術師は意味のないことはしない人間です。事件を起こした理由が必ずあります。ロード・エルメロイII世は魔術師が何故事件を起こしたのかその理由、すなわち動機を推理するため難しいことは考えず作品を楽しめると思います。(20代女性)
虚構推理
<あらすじ>
怪異”たちの知恵の神となり、日々“怪異”たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?そんな普通ではない2人が、“怪異”たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は–!?
都市伝説を絡めた不思議な推理系作品
クールな男性とそれを慕う口数の多い変わった少女がダブル主人公のオカルトと推理を組み合わせた作品となっています。とにかく異質で不思議な作品だといえます。ヒロインの真意の読めない言動には面白いものがあります。現実世界なら都市伝説くらいの不気味な話が、作品内では現実の事件として登場します。都市伝説の要素がはいった推理ものとなっているので、オカルト好き、推理好き、双方が楽しめる良さがあります。(30代男性)
妖怪たちの織りなす推理アニメ
私が、このアニメを選んだ理由は、とても謎が深いストーリ展開になっているからです。
主人公の女の子が、妖怪の真相を事細かく推理していくのですが、きちんと道筋を立てて話してくれるので、「観る」というよりも「聴く」アニメに近いと思います。
とにかく情報量が多くて、整理しながら観ていかないと混乱してしまうかもしれませんが、それをしのぐ面白い展開、コメディ、恋愛要素?、アクションシーンがあり、観ごたえ十分な作品になっています!(30代女性)
PSYCHO-PASS サイコパス
あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS(サイコパス)」の俗称で呼び慣わした。 犯罪に関する数値も"犯罪係数"として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。治安維持にあたる刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる"執行官"と、執行官を監視・指揮する"監視官"のチームで活動する。自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な"執行官"となりうる。それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む"執行官"は、その捜査活動を冷静な判断力を備えたエリートである"監視官"に監視されている
正義感をくすぐる近未来アニメ
人間の心の内や性格を「シュビラシステム」というシステムによって犯罪から正しい選択へと導き出す、推理系のアニメでとても深い内容だと感じました。独特な世界観があり、個性的なアニメで他アニメとは被らないストーリーが観たい方に特におすすめです。様々なキャラクターの癖が強いので、観ていて飽きずに最後まで楽しめます。(20代女性)
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ダンガンロンパ The Animation
卒業するだけで人生の成功が約束されるという、「私立 希望ヶ峰学園」。“超高校級”と呼ばれる、突出した才能を持つ生徒たちだけが集められるエリート高校への入学を抽選によって許された苗木誠。学園の門に足を踏み入れた途端に身体を走る衝撃。そして次に目を覚ました時、彼は14人の仲間たちと封鎖された校舎に閉じ込められていることを知る。戸惑う苗木たちに学園長を名乗る「モノクマ」は、「これからみなさんには一生、ここで暮らしていただきます。学園から卒業したければ、仲間を殺さなければなりません」と告げて…。
絶望に争う希望の物語
才能を持った人が入学できる希望ヶ峰学園。自分の名前の他に「超高校級の○○」という2つ名がつきます。
その学園に「超高校級の幸運」という2つ名で入学が決定した苗木誠。
学園に入ると窓や出入口はなく、他の生徒と共に閉じ込められてしまいます。そこに現れた謎の生き物「モノクマ」。学園から出たいのなら最後の1人になるまで殺し合いをしなければ出られない…
生徒たちは学園内のルールを決め決して殺し合いはしないと結束していたが起きてしまう殺し合い。殺し合いが起きてしまった場合は学級裁判で犯人を見つけるのが学園のルール。この学級裁判が推理になってくるのでとても面白いです。(30代女性)
京都寺町三条のホームズ
《あらすじ》
京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店「蔵」。女子高生の真城葵はひょんなことから「蔵」の店主の息子、家頭清貴と知り合い、アルバイトを始める。
骨董品に関する謎や事件を解決していく物語
京都の寺町三条商店街にある骨董品店『蔵』店主の息子である家頭清貴が女子高生の真城葵と出会い、骨董品にまつわる謎を解決していく作品です。清貴さんは一見穏やかで優しいですが、骨董品の知識が豊富で、優れた頭脳を持っていて、贋作か本物かを見抜けるところが凄いです。一方で葵ちゃんも見る目がいい方だと思います。たまにこの二人の焦れったい恋模様が見れて良いと思います。ところどころに事件に関する伏線が張られていて最後に回収されてスッキリします。あと、私は骨董品やレトロなものが好きなので色々知れてよかったです。(20代女性)
絶園のテンペスト
正気と狂気、理性と知性。自信と確信。悲劇で不合理な世の中で物語は始まる—。 “はじまりの樹”の加護を受ける魔法使いの一族・鎖部一族。その姫宮にして、最強の魔法使い鎖部葉風。彼女は“はじまりの樹”と対をなし、破壊の力を司る“絶園の樹”を復活させようとする同族の鎖部左門によって、無人島に樽に詰められて置き去りにされてしまう。 葉風が孤島から流したメッセージを、妹・愛花を殺した犯人に復讐を誓う少年・不破真広が拾う。 真広は犯人を魔法の力で見つけることを条件に、葉風に協力する。そして真広の親友で、愛花の恋人である滝川吉野は、危機を真広に助けられたことから、その復讐劇に巻き込まれることになる。
ファンタジーだけど、あっと驚く謎解きが仕掛けられている
基本的にはファンタジー作品なのですが、大きなポイントとなっているのは、誰が不破愛花という少女を殺したのかという点です。それが主人公たちの行動の原点であり、物が莉全体を通してのもっとも重要かつ重大な謎で、すべての鍵になっています。その犯人は実に予想外であり、理由もまた予想外です。ファンタジーであってもちゃんと理屈の通った謎であると共に、どこか文学的で美しくも悲しいストーリーは感動的です。(50代男性)
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六花の勇者
<あらすじ>
闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。 地上最強を自称するアドレットは、その六人『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いの地へ向かう。 だが、約束の地に集った勇者はなぜか七人いた。七人のうちの一人が敵であることに気付いた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットであった。伝説に挑み、謎が謎を呼ぶ圧倒的ファンタジー&アドベンチャーが遂に始動する!!
七人の勇者の中から偽者を見つけ出すミステリー系ファンタジー
復活する邪神を倒すため、6人の勇者が集結し冒険に出るというストーリーが導入です。
ところが集結した勇者は7人。その中に敵が混じっており、罠をかけられ内部崩壊。
主人公は7人いる勇者の一人アルフレッド。
とあることが原因でアルフレッドは、敵として紛れ込んだ偽勇者と疑われ、殺されそうになりますが逃亡。
身に覚えのないアルフレッドは他の勇者の追跡を逃れながら、罠にかけた偽の勇者を見つけ出すというファンタジーの中にミステリー要素が入った作品です。
ファンタジー設定がありながら、人狼ゲームのような犯人探しの要素があります。
そして騙しあいの要素もあり、7人の勇者が離合集散を繰り返して争いながら偽勇者を探していくというスリリングなストーリーに仕上がっています。
アニメを観ていた当時は、真相が明かされるまで誰が偽物の勇者かわからなかったです。
マイナーな作品かもしれませんが、ミステリー要素のあるアニメとしてお勧めです。(40代男性)
人形草紙あやつり左近
<あらすじ>
人間国宝の文楽人形師・橘左衛門の孫である左近は、童人形・右近を用いて口下手な自身の言葉を代弁するのが日常。内気な左近とは逆に豪快でおしゃべり好きな右近は、まるで親友のように左近と会話し、左近の思考の整理にも大きく役立っていた。そんな彼を見守るのは叔母で刑事の橘薫子や友人のカメラマン・藤田善吉ら。なぜか行く先々で事件に巻き込まれてしまう左近・右近は、薫子や善吉の協力と天才的な洞察力で数々の難事件を解決していくのだったーー。
文楽人形遣いによるあざやかな推理
文楽の人間国宝の孫、橘 左近は文楽人形遣いで天才的な推理力をもっています。
この作品の特徴は主人公左近の相棒右近が人形であることでしょう。
おとなしめな左近に対して気が強くおしゃべりな右近のコンビでどんどん謎を解いていくのですが、右近は左近が動かしている人形。
実際は左近が一人でトリックを推理し、事件の謎を解決しているのですが、その設定を知ってなお、左近と右近の凸凹コンビがいい味だしていると感じさせるところが良いです。
原作漫画には登場しない話、『薪能薫悲恋情』という事件もあります。
原作をアニメ化したものは漫画を読んでる場合、犯人もトリックもわかっているのですが、アニメオリジナルは推理や謎を新鮮に楽しめました。(40代女性)
未来日記
<あらすじ>
「未来の出来事が書かれた携帯日記=未来日記」の所有者間で繰り広げられる殺人ゲームに巻き込まれてしまった中学生・天野雪輝が主人公のサスペンス・アクション。内向的で冷めている雪輝の成長、雪輝を盲目的に愛する最強のヒロイン・我妻由乃の動向、そして個性的な12人の未来日記所有者によるバトルなどが見所。
未来へのサバイバルミステリー
日記に未来の事を書かれているという出来事から始まる物語ですが、推理としてのミステリー要素に加えサバイバルといった要素も強いので、非常にワクワクしながら観ることができます。また、その謎もとにかく深いですし、しっかりと構成されているので先の読めない連続にも目が離せなくなりました。そして、さらには恋愛要素もありますし、見所が沢山ありおすすめです。(30代男性)
殺し愛
とある「仕事場」で対峙する2人の殺し屋。クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対–するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。リャンハはなぜシャトーに接近するのか。シャトーに秘められた過去とは。相性最悪の2人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。奇妙な運命の歯車がいま動き出す
賞金稼ぎと殺し屋のいびつな関係
賞金稼ぎと殺し屋という普通なら相容れない2人が出会うことにより話が展開していくのですが、リャンハがなぜシャトーに強い執着心を持つのか。また、彼の本当の正体とは。
そして、話が少しずつ進むにつれ、明かされていくシャトーが忘れていた過去と自分は本当は何者であるのか。
普通の恋愛の物語は一味違う二人の関係性と少しずつ明かされていく謎が毎回見ていて楽しく、また驚きもありました。(30代女性)
歌舞伎町シャーロック
新宿區イーストサイド・・・・・・混沌を極めたその街の中心には、ネオン瞬く歌舞伎町が広がっていた。光が強けりゃ影も濃い。悪人どもの潜む暗がりの、そのまた奥に探偵長屋の明かりが灯る。ハドソン夫人の営むその長屋は、なくて七癖、曲者ぞろい。野心満々のケッペキ探偵に、男を化かす姉妹探偵。はたまた刑事くずれのオッサン探偵がいるかと思えば、ヤクザを破門されたアンチャン探偵・・・・・・そして真打は、落語をこよなく愛する天才探偵シャーロック・ホームズ。切り裂きジャックによる猟奇殺人が起きたその夜、舞台の幕は上がった。探偵どもの化かし合いを横糸に、シャーロック、ワトソン、モリアーティ、三つどもえの友情を縦糸に・・・・・・ミステリー? いやさコメディ?なんともはや、判別不能ドラマのはじまりはじまり~。
歌舞伎町界隈の謎を解決
歌舞伎町界隈にて勃発する不可解な事件の謎を、歌舞伎町のとある店に集う探偵たちが解決していくストーリーです。その探偵たちの豊かな個性にしばしば圧倒されますが、そこも含めて楽しめる良質なミステリ作品とも言えます。個人的に、シャーロックの推理パートが本作で1番好きなポイントです。日本人離れした見た目に反して、実に和を重んじた趣に感心します。(20代女性)