【スリル満点】傑作サスペンス映画18選【洋画編】

2022年7月8日

サスペンス映画【洋画編】

ハラハラドキドキが止まらない!洋画の傑作サスペンス映画をご紹介します。
予想出来ない展開、そしてどんでん返し。サスペンスの醍醐味を存分に楽しめるおすすめの18作品。

L.A.コンフィデンシャル

L.A.コンフィデンシャル

<あらすじ>
50年代のロサンゼルス。ダウンタウンのカフェで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。ロス市警のダドリー・スミス警部の指揮のもと、刑事たちは捜査に動き出す。殺された刑事の元相棒バドは殺された女と一緒にいた謎の高級娼婦、リンに接近する。華やかなスター刑事のジャック、野心家の若手刑事エドも参戦、事件は解決したかに見えたが三人は予想もしなかった巨大な陰謀に巻き込まれていく……

それぞれの正義の物語

50年代のロサンゼルスを舞台にしたクライムサスペンスです。性格や生き方が異なる3人の警察官が、一つの不可解な事件を解決しようとそれぞれ違うアプローチで真相に迫っていきます。物語の展開も二転三転し、全編に渡り非常に見ごたえがあります。

その中で私が一番印象に残ったのは、登場人物たちのキャラクター性です。3人とも一般の我々が考えるようなまともな警察官では決してないのですが、それでも視聴しているとそれぞれの譲れない正義が見えてきます。
悩み、足掻き、知恵を振り絞り行動し、そして彼ら自身の良心や誇り、意地をかけて解決に突き進む姿がとても美しく見えました。悪役も含め登場人物がとても魅力的なので、50年代アメリカの雰囲気を感じながらぜひ見て頂きたい作品です。また原作小説の方とは展開が異なるので、そちらの方も後で読んでみるとさらに楽しめると思います。(40代男性)

パラサイト 半地下の家族

パラサイト 半地下の家族
《あらすじ》を見る

貧困に負けないで真っ当に生きることを教えている

貧困な家族の中で育った息子や娘が特別な才能を発揮して、お金持ちの家に侵入していくというサスペンスなのですが、その詐欺の手法が実にすごくて呆気に取られます。もちろん悪事はうまくはいきません。強烈などんでん返しがあります。父親の放つ至言が胸を打ちます。「与えられた人生を生き切ることが大事だ」。それはまさに家族に対してブーメランのように帰ってくる言葉でした。貧困であれ真面目に生きることが大切だと監督は言っているようです。(60代男性)

韓国の実態が仔細に描かれている

貧困であったり差別であったり、果てには格差問題という看過できないものまで、日本に暮らしている限り実感するのが難しい韓国の実態が生々しく描かれているため、考えさせられるポイントが極めて多い印象を受けます。また、その中で先の読めない手に汗握るハラハラな演出を盛り込んでくる巧みさに圧倒されるのも良かったです。(20代女性)

パラサイト 半地下の家族」の関連テーマ

THE BATMAN-ザ・バットマンー

THE BATMAN-ザ・バットマンー

<あらすじ>
優しくもミステリアスな青年ブルース・ウェイン。両親殺害の復讐を誓い、悪と戦う“バットマン”になって2年が過ぎた。ある日、権力者を標的にした連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵でもあるブルースを挑発する。リドラーはいったい何のために犯行を繰り返すのか?すべてを奪おうとするリドラーを前に、ついにブルースの良心が狂気に侵蝕されていく――。

根暗で引きこもりのボンボンによるダークヒーロー物語

印象的な音楽のリフレインが頭に残った。音楽と画作りがとてもいいと思った。暗闇の演出が秀逸だった。全編に渡って、ダークでシリアスな雰囲気を表すのに役立っていた。
バットマン役のロバートパティンソンの演技がとても良かった。
本作はサンペンスとして良くできていたので、私は恋愛要素は特にいらないと思った。
このバットマンの数年後のバットマンも見たいので続編を希望している。(20代女性)

アイデンティティー

アイデンティティー

<あらすじ>
嵐により一軒のモーテルに閉じ込められた11人。極限の状況下、一人、また一人と惨殺され始める。残された誰もが疑心暗鬼になる中、彼らにある共通点があったことが判明する。一方、時を同じくして死刑を直前に控えた猟奇殺人鬼の再審理が行われていた。その彼にも同じ共通点が・・・。二つの事件が一つに繋がった時、想像を絶する衝撃のラストが待っていた!

陸の孤島と化したモーテルで殺人鬼と対峙する話

悪天候により、寂れた田舎のモーテルに留まることを余儀なくされた男女11人。それぞれ偶然居合わせただけの関係だったが、宿泊客の1人が惨殺されたのを皮切りに、ひとり、またひとりと死んでいく。犯人は誰なのか?殺害の目的は?息もつかせぬサスペンススリラー。

ハードルが上がってしまうことを敢えて書きますが、とてつもなく面白いです。ラストの大どんでん返しが本当に衝撃的な映画でした。有名俳優が出ていたりすると、『この人どうせ最後まで残るか犯人なんでしょ?』と思いながら見てしまいますが、そこまで有名な俳優が出演していないので映画の内容に集中できるのもプラスポイントです。(30代女性)

羊たちの沈黙

羊たちの沈黙

<あらすじ>
アカデミー賞主要5部門独占受賞。映画史に刻まれるサイコ・スリラーの金字塔! 女性を誘拐し、皮を剥いで殺害する連続殺人事件の捜査を任命されたFBI訓練生のクラリス。彼女に与えられた任務は9人の患者を惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め、心理的な面から犯人に迫ることだった。レクター博士は捜査に協力する代償に、彼女自身の過去を語らせる。息詰まる心理戦の果てに導き出された答えとは──?

サイコパスさの見える奥深いサスペンス

若い女性が襲われて皮膚を剥がれるという残酷な怪奇事件が街を震撼させます。捜査官達が必死に捜査する刑事ドラマパートは迫力があって楽しめますが、異質かつ面白みな点は、捜査協力者であるレクター教授の存在です。高い知識、そして戦闘力も秘めた怪人物のレクターの先の読めない言動にハラハラする展開がとても良かったです。(30代男性)

セブン

セブン

<あらすじ>
2人の刑事が追うのは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼。男は七つの大罪のいずれかに該当する者を狙い、おぞましい殺人を繰り返していた。そして最後には観る者の心を食い破る、驚愕のクライマックスが待つ。

猟奇殺人事件を追う凸凹バディ

舞台は犯罪が横行する都市。退職まであと1週間を切ったベテラン刑事のサマセットは、新人刑事で血気盛んなミルズとバディを組むこととなる。連続猟奇殺人事件の捜査にあたるうちに、犯人がキリスト教の「七つの大罪」をモチーフとしていることが発覚する。

ラストシーンを見た時は、突然頭を殴られたかのような衝撃がありました。題材が題材だけに残虐な描写が多々あるので、見る人を選ぶ映画だとは思いますが、物凄く脚本の練られた面白い映画です。モーガン・フリーマンとブラッド・ピットのバディも最高でしたし、奥さん役のグヴィネス・パルトローが可愛くて完璧な配役でした。(30代女性)

「セブン」の関連テーマ

フライトプラン

フライトプラン

《あらすじ》
夫を不慮の事故で失い、その遺体を故郷のニューヨークに還すため、自身が設計した最新鋭旅客機に搭乗した飛行機設計士のカイルだが、フライト中に居眠りをした隙にひとり娘が姿を消してしまう。乗員や乗客は誰も娘を目撃していないというが……。

映画.COM

高度一万メートルでの探索と攻防

主人公であるカイルが娘を連れ、事故死した夫と共に飛行機へと乗る、その始まりは何か起きるというワクワク感で一杯です。しかも搭乗した飛行機はカイルが設計したもので、いかにもという流れ。
カイルが仮眠から目を覚ますと娘がいない展開に、やはり起きたかと、見る側の推理が始まります。色々なことを考えられる状態にドキドキしつつ、真実を早く知りたい欲求を高まっていきます。是非ともその目で結末と、それに至るまでの展開を楽しんでください。(40代男性)

インフェルノ

インフェルノ

<あらすじ>
記憶喪失状態でフィレンツェの病院で目覚めたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は何者かに命を狙われるも、医師のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)の手引きで事なきを得る。やがて二人は、人口増加を危惧する生化学者バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)が人類の半数を滅ぼすウイルス拡散をたくらんでいることを知る。彼らは邪悪な陰謀を阻止すべく、ゾブリストがダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」に隠した謎の解明に挑むが……。

記憶喪失によってスリル満載

トム・ハンクス主演のシリーズ3作品目ですが、前作とはちがった始まり方をしています。
主人公がいきなり記憶喪失状態から始まるので、冒頭からスリル満載です。
判断をミスすると死んでしまう、極限の選択状態が描かれています。
ただ真犯人を見つけ出すだけではなく、美術品や舞台となった街の歴史が関わってくるので、見るだけでちょっとした勉強や観光気分も味わえます。(30代女性)

ソウ

ソウ

《あらすじ》
猟奇殺人鬼が命の大切さを学ばせようと、命を粗末にしている二人を拉致する。二人は生き残りをかけたゲームに参加させられ、助かるためには戦うか、さもなくば殺されてしまうという…。

低予算で最高クオリティー

まずSAWの何が凄いって明らかに予算があまり無いんだろうなと感じ取れるレベルのスタジオでものすごいクオリティーの化け物映画に仕立てたって事ですよね。
内容は以降のSAWシリーズよりグロテスクな内容が控えめでサスペンスに焦点を当てた感じです。
そして真犯人のサイコパスぶりと普通じゃ考えられない仕組みに度肝を抜かれました。
恐らくあのラストを超えるサスペンス映画はあまり無いと私は思います。(20代男性)

ノーカントリー

ノーカントリー

<あらすじ>
荒野で狩をしていたベトナム帰還兵のモスは、偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金200万ドルを発見。 その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋シガーは、邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件の発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎え…

不気味な雰囲気と緊張感のある映画

非常に世界観が素晴らしいですし、サスペンス映画としての不気味さを掻き立てるような雰囲気や緊張感など、最初のシーンだけでも一気に引き込まれていきます。また、BGMを使われていない映画なので静けさがあり尚更集中して見入ってしまいますし、常に緊張感を味わえる映画なので、サスペンスとしては非常におすすめです。