努力と友情!熱い部活動を描いた青春映画12選【邦画】
部活動に熱い情熱を注ぐ少年・少女たちの青春ストーリー。その傑作の邦画を12本集めてみました。
友情、努力、成長が交錯する部活動をテーマにした映画を厳選してご紹介しています。部活動ならではの絆と感動、そして青春の熱気が画面から溢れ出る作品をお楽しみください。
スウィングガールズ
<あらすじ>
野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だったが、炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやることに。でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。
女子高生の熱いスイングが胸を打つ
とあるアクシデントから吹奏楽部で演奏することになった落ちこぼれの女子高生たち。初心者ばかりの吹奏楽部員でしたが、ジャズに出会って演奏の楽しさに目覚め、のめり込んでいきます。演奏会当日、部員が会場に到着しない…迫る演奏開始時間、この日のために練習してきた部員たちはどうなってしまうのか…
ビッグバンドとしてジャズミュージカルが流れるのが小気味良く、初心者が一生懸命練習して、心が折れたり、喧嘩したりしながらだんだん上達していく姿がとても爽やかです。演奏だけでなく、人として成長する姿も見られます。吹奏楽の経験がある人は、きっとその頃を思い出すのではないかと思います。ぜひご覧いただきたいです。(40代女性)
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銀の匙 Silver Spoon
進学校に通いながらも受験に失敗し、「寮があるから」という理由だけで逃げるように大蝦夷農業高校【通称:エゾノー】に入学した八軒勇吾(中島健人)。将来の目標や夢を抱く同級生のアキ(広瀬アリス)や駒場(市川知宏)に劣等感を感じつつ、農業高校の生活に悪戦苦闘の日々。 酪農科学科では、ニワトリ、豚、牛など家畜の世話はもちろんの事、牛の搾乳や直腸検査や豚のと畜など、経験したことの無いさまざまな実習があり、八軒は驚きを隠せないっ!アキに誘われて入部した馬術部の起床時間はなんと朝4時!体育の授業の校内マラソンは敷地1周20km!思わず八軒は「こんな学校辞めたい…」と弱音を漏らす。そんな折、サラリーマン家庭に育った八軒は、家畜の命に対する割切れない思いを抱いていた。
あきらめかけてた時に見つけた、本当の友情とすべてをかけれる夢
原作は荒川弘さんの大ヒット漫画。
主人公は、有数の進学校に通っていたのに受験に挫折し、馬鹿にしていた「大蝦夷農業高校」略して エゾノーに通うことになった八軒勇吾。
将来への目標や夢もなく、やさぐれた気持ちで毎日を過ごす八軒だが、個性あふれる同級生や先輩たちに囲まれながら、成り行きで入った馬術部や数々の実習を行っていくうちに彼の中で何かが変わり始める。令和の時代にこそ見てほしい、農業青春ストーリー。(40代女性)
ピンポン
<あらすじ>
才能にあふれ、卓球が好きで好きでたまらないペコ。子供の頃から無愛想で笑わないスマイルにとってペコはヒーローそのもの。だが、ペコは上海から来たエリート留学生チャイナに完敗。続くインターハイでは、もう一人の幼なじみアクマにも敗れてしまう。一方スマイルは、コーチに才能を見い出され、メキメキと実力をつけていく。立ちはだかるのは全国の覇者ドラゴン。現実の壁にぶつかったペコと強さに目覚めたスマイル。それぞれの道を歩き始めた彼らに、またインターハイの季節がやってきた…。
ヒーローに会える青春ストーリー
ちょっと変わったヒーローに会いたいならこの作品です。主人公が挫折を味わい、周りに抜かれていく中の気持ちの変化、そしてそこからまた栄光に向かって歩みだす姿。
俄然応援したくなり、最後は私も頑張ろうと思える作品でした。ライバルたちが全力でぶつかり合う姿に青春っていいなって思いました。作中の音楽も作品に合っていて、魅力の一つです。(30代女性)
濃いキャラがぶつかり合って成長する卓球青春物語
松本大洋原作のキャラ濃いめの漫画を、ARATA(井浦新)、窪塚洋介ほかすべてのキャストが見事に演じきってきます。
「アーイ キャーン フラーイ!」って言ってホントに飛んじゃうシーンは、曽利さんの映画だああ〜!とワクワクさせられます。CGがCGっぽくて、それがいいのです。
タイトルは『ピンポン』ですが、観た後は、卓球の話というより人間ドラマを見たな、という印象になると思います。私が好きなキャラはアクマ。彼の悔しさに共感できます。
音楽のオシャレさもあって、好きな映画です。(40代女性)
ひゃくはち
<あらすじ>
つらくても、迷っても、絶対やめねえ!!
青春って、甲子園って、こんなに泣けたっけ。
愛すべき補欠球児たちの姿に感涙必至!笑って泣ける傑作青春ど真ん中ムービー!!
「頑張ることの大切さ」を感じ、熱くなれる作品
名門高校野球部の、中心選手ではなく控えの選手を描いた作品ですが、私自身、中堅レベルの高校野球部の控え選手だったので「どうしたら監督に見てもらえるか、試合に出してもらえるか」だけを考えて猛練習に励んだ昔をすごく懐かしみながら見られました。野球部の経験がない人でも見ていて「頑張ることの大切さ」をすごく感じることができるいい作品だと思います。(50代男性)
バッテリー
<あらすじ>
もうすぐ中学生になる天才ピッチャー、原田巧。
彼の球は速すぎて捕手も捕球できず、野球部でも孤立していた。
だが、中学入学目前の春休み、一家は岡山県に引っ越し、巧は初めて自分の球を受けることができる捕手・豪に出会う。
しかし野球部に入学した巧を待ち受けていたのは、監督による徹底した管理野球と、彼の才能に嫉妬する先輩たちによるイジメだった。
巧はそれらに屈せず自分を貫こうとするが…。
名バッテリー誕生の物語
中学入学を前にして母親の地元に引っ越してきた原田巧。彼は、野球界では有名な天才との呼び声高いピッチャー。引っ越してきた岡山で出会ったのは医者の息子の永倉豪。豪との出会いが巧の野球観及び人生観を大きく変えていくのです。様々な壁にぶつかりながらその都度葛藤する、若さゆえの青臭さに胸打たれること間違いなし!(20代女性)
無愛想で人付き合いが苦手という、チームプレイが求められる野球において致命傷とも言える欠点を持っている原田巧。しかしながら、豪ちゃんという最高の相棒との出会いによって、時折見せるようになった笑顔は、年相応のあどけなさが残っており、見ていて母性のような感覚が芽生えること間違いなしです。また、野球は遊びじゃないと明言した通り、真面目に取り組む姿に惚れ惚れしました。(20代女性)
チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~
県立福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬すず)は、中学からの同級生でサッカー部の孝介(真剣佑)を応援したいためだけにチアダンス部へ入部する。しかし彼女を待ち受けていたのは、顧問の女教師・早乙女薫子(天海祐希)による、「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」という超厳しいスパルタ指導!!早々に周りが退部していく中、チームメイトで部長の彩乃(中条あやみ)の存在もあり何とかチアダンスを続けていく決意をするひかりだった。しかし、素人だらけのチームは、初めての大会で観客に笑われるほどの失敗をしでかす。チーム内での確執も深まり、チームの気持ちは完全にバラバラになってしまう。校長や教頭が廃部を決定する寸前、ひかりは校長室におしかけとんでもない宣言をする。「私たちアメリカで優勝します!」フツーの女子高生たちの夢への挑戦が今、始まる–。
チアダンスに流す青春の汗と涙の物語
軽い気持ちで物事に挑戦しようとした主人公が、心構えから技術から何もかも足りなくて失敗し、登場人物たちの心がバラバラになるも、協力して何かをなすということの素晴らしさによってまとまりを取り戻し、目標を達成する…という、何の変哲もない何も難しくないストーリーが好きです。ストーリーが単純で難しくないからこそ、溌溂とした女優さんたちの演技の素晴らしさを感じることができます。実際したであろうたくさんの訓練が透けて見えるような本番シーンでは、わかっているのにやっぱり涙がでてしまいます。若いっていいな、友情って良いな、スポーツって良いなと素直に思える作品です。(30代女性)
キャプテン
地位が人を作るとはこういう事を言うのだな
墨田二中に転向して再び野球部に入った谷口は、前にいた学校が野球で超が付く程のエリート校だったために周りから相当期待をされていたものの、実は下手でそれでもキャプテンに選ばれてしまったため周りから散々バカにされ、チームはバラバラになりそうな危機感がありました。
しかし谷口はこれではいけないということで陰で猛練習をしやがて部員達に認められチームもそれ以降どんどん強くなっていった。
高校野球ではなく中学生の野球部を描いた点に珍しさを感じましたし、谷口をはじめかなり個性的なキャラクターの部員の集まりでしたのでとても面白いです。(50代男性)
がんばっていきまっしょい
一度は見たい独特な雰囲気の映画
女子高生のボート部を描いた映画。
全体的に、ノスタルジーというか、もやもやした雰囲気がある作品。時代設定が、1970年ごろだからかもしれない。主人公たちの体操着も、ブルマだったりと時代を感じさせる。
さらに、印象的なのは、映画の題名になっている「がんばっていきまっしょい」という掛け声である。劇中の高校の集会で全校生徒がやっているのが、私の好きな場面である。(20代男性)
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おっぱいバレー
<あらすじ>
1979年、北九州。赴任早々、中学の弱小男子バレー部顧問になった新任女性教師、美香子は、やる気ゼロの部員たちに“試合に勝ったらおっぱいを見せる”というあり得ない約束をさせられてしまう。そんな約束に戸惑う美香子をよそに、部員たちはおっぱいが見たい一心で練習に打ち込み、別人のように強くなっていく。ピンチを迎えた美香子先生の運命は…??
思春期真っただ中の男子高生の夢によって周りに希望を与える作品
思春期真っただ中の男子バレー部と新任女性教師が約束したことがきっかけで弱小バレー部からそれまでにないほどの力を見せて試合を勝ち抜いていく姿に惹きこまれます。
その約束とは大会で1勝したらおっぱいを見せて欲しいというもので、生徒のお願いに引くに引けなくなったことで受け入れてしまい、そこから本当に試合に勝ってしまう様子に勝利に喜ぶ生徒たちの姿と共にどうしようと不安げな先生の姿は笑いどころでした。
おっぱいのために練習に励む生徒とその姿に感化されていく先生。いつしか合言葉になった「おっぱい」という言葉の力に凄味を感じさせます。約束はきちんと果たされることができるのか、最後まで目が離せない作品です。(30代女性)
ウォーターボーイズ
<あらすじ>
無気力な日々を過ごしていた高校生の鈴木(妻夫木聡)たちは、新任女教師(真鍋かをり)の色気に乗せられて、男たちのシンクロナイズド・スイミングをやらされる羽目になる。恥ずかしさと難しさが共存する中、彼らは秋の文化祭に向け、夏休みにイルカの調教師(竹中直人)から猛特訓を受けるのだが…。
部の中でもあまり力のない水泳部男子の友情と絆の物語
あまりぱっといない男子水泳部が今までにない男子シンクロスイミングを文化祭で発表するまでの話です。シンクロスイミングというとオリンピックにもあるぐらい華麗で女性の美しくダイナミックな演技と思っていたものを高校生の男子、それも競泳ではないシンクロスイミングをやろうとする考えから、周りによく思われていないながら何度も壁に当たりながらも乗り越えていく姿に感動しました。(60代女性)
「ウォーターボーイズ」の関連テーマ
ROOKIES -卒業-
<あらすじ>
野球部の面々が3年に進級し、川藤(佐藤隆太)が二子玉川学園高校の教師に返り咲いた新学期。ニコガク野球部にはメジャーリーグを目指すという横柄な赤星(山本裕典)と、平塚(桐谷健太)をヒーローとして崇める濱中(石田卓也)という2人の新入生がやって来た。そんな中、不良生徒2人にからまれた赤星を庇い、キャプテン・御子柴(小出恵介)が骨折してしまう。そんな中、ついに迎えた予選大会決勝の相手は、エース・川上(武田航平)をピッチャーに擁する笹崎高校。笹崎高校の巧妙な作戦と川上のフォークボールを前に、ニコガクは大苦戦。安仁屋(市原隼人)の闘志も空回りしてしまう。そんな中、若菜(高岡蒼甫)に悲劇が・・・。
はみ出しものたちが目指す熱い野球映画
不良の男子高校生が、赴任してきた熱血教師とともに甲子園を目指すお話です。ドラマ版の続きとなっておりこの映画で甲子園の切符を手にできるかどうかが決まります。
先生や大人を信用できない不良の高校生が、熱中できるものを見つけて打ち込む様は手に汗を握って応援してしまいます。先生と生徒の間の信頼関係や絆が起こす奇跡の試合に、私も学生時代こんな先生に出会いたかったなという気持ちにさせてくれます。(20代女性)
弱虫ペダル
<あらすじ>
主人公は、運動が苦手で友達がいない、アニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)。 あることをきっかけに自転車競技部に入部した坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮。 そして初めて出来た「仲間」のために、自分の限界や壁を超え、レースで共に走る喜びを見出していく。 誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したりー。
あなたもきっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、今年一番熱い⻘春ストーリー!
オタクでも自転車競技で爆走して青春する物語
気弱なオタク少年が自転車レースで全国に挑戦するまでになる情熱的な物語が良いです。主人公が地味なオタクでも、周りのキャラクターが華やか。そんなキャラクター達と絡むことで主人公の人間性の良さと面白さが見えてくるのがよいです。ただ自転車を漕ぐ単純なものでなく、どこでどのような作戦に出るのかという心理戦も見える白熱のレースが楽しめて良かったです。