【邦画編】日本のおすすめサスペンス映画12選。スリリングな展開が楽しい

2022年10月15日

サスペンス映画【邦画編】

見えない目撃者

見えない目撃者

<あらすじ>
警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失ってしまった浜中なつめ。3年が経過するも、なつめは盲導犬のパルを相棒に、未だ失意の中で暮らしていた。そんなある夜に遭遇した、車の接触事故。なつめは慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、盲目に加え3年前の一件で精神も不安定な彼女の訴えは警察には聞き入れてもらえない。捜査が打ち切られるも、視覚以外の人並外れた感覚、警察学校で培った判断力、持ち前の洞察力から誘拐事件だと確信するなつめは、スケボーで車と接触した高校生の国崎春馬を探し出して、協力を申し出る。

視聴覚障がい者が悪と戦い勝利する傑作

視聴覚障がい者がどうやって悪と戦い解決していくのか、その過程がものすごく面白い映画でした。ヒロインの吉岡と高校生がハラハラドキドキの中で悪に勝利する姿に感涙しました。犯人が誰なのかを見極めるためには相当時間がかかりましたが、わかった時の驚愕は半端なかったです。また、映像もかなりグロテスクですので、見ていられない場面もありましたが、サスペンスの醍醐味を味わいました。(60代男性)

白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件

<あらすじ>
国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。全身をめった刺しにされ、その後火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。同期入社した被害者の三木典子とは対照的に地味で特徴のないOLだ。

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無責任な発言の恐さを見事に描いた映画

原作が好きなので観ましたが、ここまで原作と映画との相性が良かったサスペンス映画は初めて観たような気がします。ネットでの無責任な発言やマスコミの誇張した報道をテーマにしたサスペンス映画で、原作とは違った良さが映画では存分に出ていました。また、俳優さんがたちがとてもハマっています。人間関係の暗い部分を見事に演じていて、登場人物の視点が変わるごとにその世界に引き込まれました。(30代女性)

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レイクサイドマーダーケース

レイクサイドマーダーケース

<あらすじ>
人気作家・東野圭吾のベストセラー小説『レイクサイド』を「EUREKA」の青山真治監督が映画化したミステリー・サスペンス。3組の親子とひとりの塾講師が中学受験の勉強合宿のために集まった湖畔の別荘で起こった殺人事件の顛末を描く。主演は役所広司、薬師丸ひろ子。

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人間の奥底に眠る本性が暴かれる

東野圭吾原作の、子供のお受験合宿で起きた殺人事件をテーマに、人間の愚かさや本当の恐怖を描いた作品です。始終ミステリアスな雰囲気で進むストーリーですが、誰一人として共感できる人物が出てきません。
自己中心的で、エゴのためにお受験に挑む身勝手な親たちは、エゴのために協力してある犯罪を隠蔽しようと画策します。
しかし、この物語の恐ろしいところは別にありました。ネタバレしたくないので、ぜひ一度見ていただきたいです。(40代女性)