懐かしくて面白い1990年代のおすすめマンガ17選
H2 (1992年- 1999年)
作者:あだち充
ライバルであり、親友でもある国見比呂と橘英雄。甲子園をめざす2人の“ヒーロー”に、ひかりと春華の想いが交錯する…。正統派スポーツ&ラブストーリー。
高校の野球部を描いた青春漫画
甲子園を目指す高校の野球部を描いた青春漫画ですが、コメディー作品のとても得意なあだち充さんだけありクスッと小さく笑える部分から、がははと思わず腹を抱えて大笑いしてしまうようなシーンもあり野球があまり詳しくなくても十分に楽しめる作品です。甲子園への目指し方も野球同好会からスタートすると言う異色の経過を辿るというのもこの作品ならではの面白さ、楽しさ、魅力です(50代男性)
「H2」の関連テーマ
ROOKIES (1998年 – 2003年)
作者:森田まさのり
二子玉川学園高校にやってきた新任教師・川藤幸一! その熱血漢ぶりは、担任クラスでも好感を持って受け入れられる。やがて不良の巣窟となっていた野球部再建に着手するが、猛反発する部員から、川藤が前の学校で“暴力教師”として学校を辞めた事を暴露されてしまった…!!
教師と生徒の絆の物語
とにかくまっすぐで熱い教師です。
野球を通して生徒達の成長と更正が主なストーリーなのですが、主人公自身も野球初心者で生徒とともに学んで成長していくストーリーです。
ギャグ要素もあり主人公以外のキャラにも個性があって読んでて飽きなくどんどん読み進めれる作品です。最後にどんな結末があるのか最初のうちから考えてもわからないような面白い作品でした。(30代男性)
「ROOKIES」の関連テーマ
蒼天航路 (1994年 – 2005年)
原作:李學仁 作画:王欣太
“乱世の姦雄”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操孟徳。だがその破格な生き様は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」である。
曹操から見た三国志
他の三国志を描いた漫画では蜀の劉備をメインに描かれた作品が多く存在していますが、この作品では魏の曹操を主役として描かれています。他の作品では曹操は悪者のように描かれていることが多いですが、蒼天航路では権力者に媚びることもなく、出自や地位に関係なく、対等に人と付き合う性格の持ち主でいつも前向きで爽快で完璧な人物として描かれています。
他の三国志作品とは一味違った目線で楽しめると思います。(40代男性)
「蒼天航路」の関連テーマ
ボンボン坂高校演劇部 (1992年 – 1995年)
作者:高橋ゆたか
時計坂高校一年の順菜正太郎は、入学式当日すれ違った美少女・日比野真琴に一目惚れ! しかし彼女の後ろ姿を追い、演劇部の部室へたどり着いた正太郎を待っていたのはなんと体は男で心は女、そして三頭身の部長・徳大寺ヒロミだった! 部長ヒロミに気に入られてしまった正太郎の高校生活は…波乱の予感!?
かわいそうな主人公と癖の強いギャグ漫画
高校の演劇部を舞台にしたギャグ漫画です。主人公の正太郎君と部長の徳大寺ヒロミのはちゃめちゃな日常を描いています。高橋ゆたか先生の代表作です。絵がとてもきれいで、特に女の子がめちゃくちゃ可愛いです。内容はギャグとラブコメが半々くらいですが、とにかく暗い内容がなくて、ありえないようなギャグが読むと元気になれる作品です。(30代女性)
「ボンボン坂高校演劇部」の関連テーマ
ヒカルの碁 (1999年 – 2003年)
原作:ほったゆみ 作画:小畑健
<あらすじ>
ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。
天才棋士に取り憑かれた少年の成長物語
週刊少年ジャンプで連載していた作品であり、クオリティが高くアニメ化もしている。
物語は、簡単に言うと、囲碁に興味のない少年進藤ヒカルがある日祖父の家で古い碁盤をみつける。その碁盤には、血痕がありそれに気づいたヒカルは、碁盤に宿っていた天才棋士の霊に取り憑かれてしまう。その棋士に取り憑かれるとともに、主人公は囲碁と触れ合い、徐々に棋士としての力を身につけていく作品である。
この一見すると王道に進んでいく話だが、物語の面白さは後半に詰まっていると言える。主人公に取り憑いた棋士との決別とともに現れる主人公の成長。それが、この作品の真の魅力である。ぜひ、見ていない人には見てほしい作品である。(20代男性)
「ヒカルの碁」の関連テーマ
地獄先生ぬ~べ~ (1993年 – 1999年)
原作:真倉翔 作画:岡野剛
<あらすじ>
この世には目に見えない闇の住人達が、時として牙をむいて君達を襲ってくる…。だが、そんな奴らから君達を守る正義の使者がいる。あらゆるものを無に帰す力を宿した「鬼の手」を持つ鵺野鳴介は、子供達から「ぬ〜べ〜」と呼ばれて親しまれる日本で唯一の霊能力教師。普段は頼りないが、子供達を悪霊から守るために命を懸けて戦う!!
ぬーべーと生徒の固い絆あり。人間が起こしてしまうことに対しての戒めもあり
このマンガは小学校の教師であるぬーべーが生徒たちを妖怪から守るため鬼の手を使い事件を解決していく物語です。ただ生徒が妖怪に襲われるのではなく生徒が起こしてしまった行動や精神的に不安定になったため妖怪を呼び出してしまうこともあります。
妖怪を絶体悪とするのではなく、人が起こしてしまった悪いことに対して妖怪が憑いてくるなど、悪いことに対しての戒めを知ることもできる内容になっています。(30代男性)
「地獄先生ぬ~べ~」の関連テーマ
こっちむいて!みい子 (1990年 -)
作者:おのえりこ
ちゃおで大人気の「みい子でーす!」がさらにパワーアップ。元気いっぱいパワフルキッズがくりひろげる笑いと、ちょっぴり感動のギャグ。待望の第1巻
明るく元気でちょっとおバカな女の子の日常を描いた作品
小学5年生のみい子が主人公なのですが、明るくて可愛くて見ているだけで元気がもらえます。おっちょこちょいでおバカさんなところが憎めません。こんなに大口をあけて笑う少女漫画の主人公は見たことがありません。
みい子を取り巻くキャラクターたちも個性豊かで、温かい人たちばかりです。みい子と同じ小学生の頃に読み始めましたが、大人になった今でも無性に読みたくなり、懐かしい気持ちにさせてくれます。(30代女性)