学園での恋愛! 青春! おすすめ学園ライトノベル11選
学園もののおすすめライトノベルを集めてみました。
ラノベの王道といえば異世界転生か学園もの。学園ものとなると基本的にはラブコメが多いですけれど、普通では体験できないような騒がしくて面白い学園生活を楽しみたい方は是非参考にしてみてください。
ようこそ実力至上主義の教室へ
作者:衣笠彰梧
――本当の実力、平等とは何なのか。
希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され髪型や私物の持ち込みも自由。だがその正体は優秀な者が好待遇を受けられる実力至上主義の学校で……!?
読み手も騙される頭脳戦の物語
成績によって全てが変わるという似たような世界設定の作品は他にもあるが、登場人物や学校で行われるイベント事を交えながら様々に移り行く人間関係、読み返したくなるような頭脳戦は一瞬で読ませてしまう魅力がある。
誰がなぜこのような発言、動きをしたのか、その人物の秘密はなど話を重ねるうちに明かされ、また新しい謎が出てきます。1度読むと読み終わるまで止められない作品(20代男性)
頭脳、心理、恋愛、学園ものにおいて必要な全てを盛り込んだ作品
ごくごく平凡な生活を送りたいと願う、特殊な環境で育った主人公、綾小路清隆。彼は外からの干渉を受けないこの高校、高度育成学校に入学した。この学校は就職率100%という脅威の就職率を持った学校だった。しかしもちろん入学したら就職率100%などという美味しい話はなく、クラスがA~Dにまでにポイントでランク分けされた、言わば実力で物事の正当性を問う学校だった。その中で、Dクラスという、言わば落ちこぼれの生徒が入るクラスに入った綾小路。しかしそれすらも、そしてこの学校の制度すらも彼の前ではただの戯れにすぎない…最後に俺が勝ってさえいればそれでいい。(10代男性)
僕は友達が少ない
作者:平坂読
<あらすじ>
学校で浮いている羽瀬川小鷹は、いつも不機嫌そうな少女・三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「……」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて――。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか? アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生!
友達作りが苦手なぼっち仲間達の青春物語
主人公の羽瀬川小鷹は(ヤンキーな容姿も合って)友達作りが苦手で、同じくクラスメイトの三日月夜空も友達作りが苦手でエア友達の「トモちゃん」と話をしたりします。
三日月夜空は羽瀬川小鷹との出会いと話をきっかけに友達作りを目的とした「隣人部」を創部します。隣人部には、次第に友達作りが苦手で浮いているひとりぼっちの境遇のぼっち達が集結することになります。この隣人部のぼっち仲間達の交流がとにかく面白いです。
ぼっちな境遇の人には何かしら理由があり残念な要素があります。
特に三日月夜空と柏崎星奈(理事長の娘で学園の人気者)は、ぼっち同士でありながら仲が悪く、事あるごとに柏崎星奈は三日月夜空の策謀に陥れられて痛い目を見て柏崎星奈も仕返しをします。そんな友達作りが苦手なぼっち達が集う隣人部の交流と活動の物語は現実に友達作りが苦手な人の気持ちもよくわかると思います。
読者も友達作りが苦手でぼっちであればより一層共感して読める作品だと思います。(30代男性)
残念な青春生活を送る高校生達
僕は友達が少ないという作品タイトル通り、主人公は友達が少ないどころか一人もいません。
しかし、たった一人過去に仲が良かった人がおり、その人が友達だと思っています。聖クロニカ学園に転校した主人公は様々な残念系美少女と出会います。それはもう金髪お嬢様からマッドサイエンティスト、メイドなど色々です、この作品の魅力は残念な美少女達と一緒に友達作りを頑張って、リア充生活を送ろうとするところです。(20代男性)
バカとテストと召喚獣
作者:井上堅二
<あらすじ>
「こんな教室は嫌じゃああっ!!」 アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。 明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、クラス代表の雄二をたきつけて戦争を始める。
おバカ高校生の青春物語
「バカテス」の名で多くの人から愛され続けている本作。そんな本作は、ギャクで笑わかされるのはもちろんのこと、おバカな主人公に負けない個性を放つ脇役がうまく書き分けられているので、全く難しいことを考えずともひたすらそのノリを楽しめます。
途中ちょっとだけ鬱展開になったとしても、最後は常にバカテスらしい明るくい締め方をしてくれるので、読んだあと気持ちが晴れ晴れします。(30代女性)
「ラブコメ」の小説
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
作者:裕時悠示
<あらすじ>
妹みたいな可愛い幼なじみ・千和。「絶対やだ!やだやだっ!あんたなんかが彼とつきあうなんてぇっ!」 銀髪お嬢サマな帰国子女・真涼。「あら、幼なじみごときにそんな決定権があるのかしら?」――おお、どうしてこうなった!? 俺は平穏な高校生活を望んでいたのに、真涼と<秘密>を共有したためムリヤリ彼氏にされてしまった! ヤキモチを爆発させた千和が叫ぶ。「あたしだってモテてやるもん!」何かを企み、真涼が微笑む。「では私達がサポートしますね?」千和の彼氏作りになぜか協力するハメになった俺の運命やいかに!?
個性的なヒロイン達が主人公を奪い合う様が面白い学園ラブコメ
主人公の好きだというヒロインが4人集結し、各員が牽制しながらもなんだかんだで仲良く主人公を取り合う様が面白いです。自らを演出する乙女の会、通称「自演乙」という同好会を結成して学園生活をおもしろおかしく過ごす様にはギャグ展開も多く含まられていて笑えます。ヒロイン各員が本当に曲者で、それぞれキャラ個性が濃く、それでいてしっかり可愛いのが良い点です。(30代男性)
冴えない彼女の育てかた
作者:丸戸史明
桜舞い散る通学路で運命の出会いをした……ハズの俺。だが、相手はキャラが全く立っていないクラスメートだった!? 「ならば、俺がお前をメインヒロインにしてやる!」丸戸史明のヒロイン育成ラブコメ、開幕!
クリエーター達の思いがここに詰まっている
アニメやゲームが大好きな高校生、安芸倫也がある日、出会った少女に惹かれ彼女をメインヒロインにする同人ゲームを製作することを決意するのが始まり。
そこから、同級生の神イラストレーター、澤村・スペンサー・英梨々や新人ライトノベル作家の霞ヶ丘詩羽等が加わり、一つのサークルとして活動していくこととなる。
クリエーターの熱い思いが目一杯に描かれた作品で、ゲームを作るとはこういうことなんだと理解でき感情が動かされる作品です!
また、ヒロイン達の安芸倫也への恋心が作中で変化していく様も気になってたまりません!(20代男性)
サイコメ
作者:水城水城
<あらすじ>
未成年犯罪者を集めた施設「プルガトリウム更生学院」。普通の高校生である神谷京輔(かみやきょうすけ)は冤罪によって学院に入学させられてしまう。周りには、いつも気だるそうな紅羽鋭利(6人殺害)、常に怯えて涙目の五十嵐舞那(3人殺害)、なぜかガスマスクの氷河煉子(?人殺害)などなど、一見無害そうに見えても殺人犯ばかり。そんな中、京輔は12人の男たちを鈍器で惨殺したクラス最凶の殺人鬼として注目の的となってしまい--数々の危険をくぐり抜け、京輔は生きて表世界へ戻れるのか!?
ほとんどのキャラがサイコパスだからこそハラハラドキドキできる作品
この作品の面白いところは、学園モノでありながら集められた生徒たちは元犯罪者であるというとんでもないシチュエーションが描かれているところです。彼らが更生することがゴールになっているのですが、もちろん元犯罪者ですから何をしでかすかわからないという恐ろしさもあります。
そんな中で、主人公が変な噂を立てられて注目の的になり、どんどん騒動に巻き込まれていく様子がかなり面白いです。(20代男性)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
作者:渡航
<あらすじ>
――青春は嘘で欺瞞だ。リア充爆発しろ!
ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学園一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」だった――。
さえない僕がひょんなことから美少女と出会ったはずなのに、どうしてもラブコメにならない残念どころか間違いだらけの青春模様が繰り広げられる。俺の青春、どうしてこうなった?
人間心理を描く青春学園もの
主人公は当初だと他者との関係を好まなくて進んでボッチになりたがる、ひねくれた少年として描かれます。
担任教師から強制的に加入させられた部活動を通して、多くの人間に関係し、人間性を広めて行き、それまで対人の概念を軽視していた主人公が、部活動を通して他人の悩みに触れることで本物の人間関係を追求する人間ドラマに見所があります。
学生の話ではありますが、描かれる人間関係に見る心理ドラマは練られた上質なものです。大人になるほど刺さるメッセージ性があります。主人公と毒舌ヒロインのユニークな会話劇も面白いです。(30代男性)
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ゴールデンタイム
作者:竹宮ゆゆこ
<あらすじ>
晴れて大学に合格し上京してきた多田万里。大学デビュー、東京デビュー、一人暮らしデビュー、と初めてのことづくしで浮足立つ彼は、入学式当日、不意打ちにあう。 圧倒的なお嬢様オーラ! 完璧な人生のシナリオ! 得意なのは一人相撲! 下手人の名は加賀香子。薔薇の花束を万里に叩きつけた彼女は、万里の友達でもある幼馴染みの柳澤を追いかけて、同じ大学に入学してきたという。しかし、柳澤からは避けられ、周囲からも浮きまくる。そんな眩しくも危うい香子を支援することになった万里の青春は黄金色に輝くのか?
恋愛って難しいよねの物語
一浪した多田万里が大学で知り合ったサークルの女性の先輩が、高校の同級生で告白した相手だけど、高校の卒業式の翌日に告白の返事をもらうために待ち合わせをしていたら多田万里は交通事故にあって入院して記憶を失い彼女のことを忘れてしまいます。
多田と先輩になった彼女の過去のことを少しづつ明かしていきながら、多田万里は大学で知り合った同級生の女性に惹かれていきますが、同級生の女性は多田の友達が好きなので、最初は相手にされません。
女性が好きな人も多田万里の友達で別の女性が好きというストーリーで最後はどうなるのって感じでラストまで楽しめました。
アニメ化の放送もすでに終了しレンタルができますので興味ある方はアニメを見ると早いかもしれません。(40代男性)
さくら荘のペットな彼女
作者:鴨志田一
<あらすじ>
俺の住む寮・さくら荘は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々やってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。寮の変人たちの餌食にならないよう、ましろを守らねば! と意気込む俺。だけど彼女は、部屋はめちゃくちゃ、外に出れば道に迷い、服を自分で選べないし、着られない、生活破綻少女だったのだ! そんなましろの“世話係”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!? これでも健全な男子高校生なんですけど!? 変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメディ登場!!
変人たちの集まる学生寮生の話
主人公の神田空太がヒロインの椎名ましろに出会い、そのましろの絵の才能に感化されたことから自分のやりたいことを見つけて、ゲームデザイナーを目指していくようになる。その際に、最初の方は空太が成長することでやる気が出ていくという流れであったが、途中挫折をし、その際にましろの才能を目の前にしてどん底に落ちそうになるが、それでもなんとか復活すると言った内容が読んでいて、自分も何か物を作りたいという欲求が湧き出てくる作品になっています。(20代男性)
とらドラ!
作者:竹宮ゆゆこ
<あらすじ>
桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、”手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女は知ってはいけない秘密を知ってしまい――。それが竜虎相食む恋の戦いの幕開けだった! いつもにこにこ、超マイペ-ス娘の櫛枝実乃梨、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれているメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく……!?
ちょっと変わった高校生の恋愛小説
どこにもありそうな話なのだけれど、キャラクターがわかりやすく話も分かりやすく、それでいてまとまりのある作品なので、そこがこの作品の魅力なのだと思います。
だれもが予想できてしまう展開を丁寧に描くことによってみんなが知りたい展開を素直にまとめてるのはこの作品以外にはそうそうあるものではないのがこの作品の魅力だと感じます。(20代男性)
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フルメタルパニック 短編集
作者:賀東招二
今日も元気だ狙撃がキマル。校舎に轟く爆発音。他人の迷惑なんのその――。戦争ボケ高校生相良宗介の、日常的な1日である。だが、そんな彼にひとつの転機が訪れた。なんと宗介の下駄箱に一通のラブレターが置かれていたのだ! 差出人はいったい? うまくいったら戦争バカも社会復帰か? そんな微かな希望をあざ笑うように、狂戦士・相良宗介はラブレターの影に潜む陰謀を打ち砕かんと動き始めた!! 危うし差出人! 危うし学校! 宗介の無謀な作戦を、誰が止められるのか!?(『南から来た男』より) 前代未聞のバイオレンス(笑)学園ラブコメ! 彩り豊かな5本の傑作に、書き下ろしを加えた衝撃の短編集!!
ミリタリー学園ラブコメ
「フルメタルパニック」は長編と短編で分けられるが、学園物の要素が強いのは短編。
物語は都立陣代高校に秘密の傭兵集団、ミスリルのエージェント、相良宗介が千鳥かなめという女性を秘密裏に護衛する任務に就くという話。
長編では学校イベントなどに敵の集団が千鳥かなめの拉致のために襲来するのを仲間と撃退する物語であるが、短編は傭兵生活が長く日本の常識を知らない宗介が巻き起こす数々のトラブルを取り上げている。特に短編では学校生活の描写も多く、あまりに的外れな宗介の行動とそんな宗介に振り回される周辺の話がすごくコミカルで面白いし、宗介とかなめの関係もただの護衛対象ではない感じに変わっていくのも面白いところである。(40代男性)