子供たちの視点で世界を見る!子供が主役のおすすめ映画13選【洋画編】
子供が主人公として活躍する洋画を集めてみました。
子供たちの心温まるストーリーから、ハラハラする冒険まで。大人ではつい見逃してしまう子供ならではの視点が面白い、子供たちが主人公の映画です。子供の夢や成長を見守れる13作品をご紹介します。
スパイキッズ
<あらすじ>
敏腕スパイのグレゴリオ(アントニオ・バンデラス)とイングリッド(カーラ・グギーノ)は、陰謀に関わる生活から足を洗い、2人の子供を育てている。残忍な超悪玉にグレゴリオとイングリッドが誘拐されると、子供たちが救出のために立ち上がる。
スパイとして子どもたちがミッションをこなしていく姿がとてもかっこいい
カルメンとジュニという二人の子どもが、スパイとなって敵のアジトに潜入したり、戦ったりする様子が楽しめます。子どもなのでもちろん力では相手に勝てないので、様々な戦略とスパイグッズを活用しながら倒していく様子はなんとも痛快です。出てくるスパイグッズの一つ一つにもワクワクさせられますし、家族愛の物語としてもかなり面白いです。(20代男性)
フリーウィリー
<あらすじ>
少年ジェシーと、むりやり家族から引き離されたシャチのウィリー。孤独を共有する二人は強い友情で結ばれていくのだった。しかし、水族館の支配人がウィリーに保険金をかけて儲けようとしていて・・・。
孤独な少年とシャチの友情
フリーウィリーは、シャチと子供の友情を描いたお話です。孤児となった孤独な少年が、水族館で出会ったシャチとの交流の中で、様々な心の葛藤の中で成長をしていきます。
仲良くなったシャチのピンチをなんとか助けようとする姿、そしてそれに応えるシャチとの行動はとても感動的です。シリーズ化されていてシリーズ毎に少年の成長を見ることもできます。(30代女性)
チャーリーとチョコレート工場
<あらすじ>
「ウォンカの工場ついに公開!幸運な5人の子供たちに見学を許す」。ウォンカ製のチョコレートに入った”ゴールデン・チケット”を引き当てた5人の子供とその保護者を特別に工場に招待すると、工場主のウィリー・ウォンカ氏が異例の声明を発表!
歳の離れた男同士の友情と家族の物語
家は貧しいけれど家族思いの心優しい少年チャーリーは、チョコレートが大好き。
黄金のチケット入りのチョコレートを買った5人の子供たちを工場見学に招待するとチラシを配った、怪しいチョコレート工場主ウィリー・ウォンカ。
おじいさんや両親からの愛によって、運良く最後の黄金のチケットを手にしたチャーリーは、チョコレート工場に招かれて奇妙な体験をすることに。チャーリー役のフレディくんがとても可愛いくて家族思いの役柄にピッタリでした。
また何より、ウィリー・ウォンカ役のジョニー・デップの演技が素晴らしくて、奇妙な役柄を見事に演じています。とても面白くて何度も繰り返して観ても飽きません。
チャーリーとウィリー・ウォンカの友情と家族愛にもとても感動しました。チョコレートが出来上がっていく様子などもあるので、チョコレート好きにも必見の洋画です。(20代女性)
ナルニア国物語
<あらすじ>
第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の4人の兄妹-ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは、ロンドンの空襲を逃れて田舎に住むカーク教授に預けられる。
種別を超えた友情物語
ファンタジー作品はたくさんありますが、現実の世界にある洋服ダンスを開けたら異世界へ繋がっているところが、ここを開けたらもしかして…と自身でも想像できてワクワクしました。
さらにアスランたちが普通に会話できるので、動物が話す映画が大好きな自分にはツボだったし、一貫して王の存在感を見せていたアスランの姿がカッコよくて惚れました。(50代男性)
マイ・フレンド・フォーエバー
母親のゲイルと2人暮らしのエリック。彼らの家の裏に、リンダとデクスター母子が引っ越してきた。デクスターがHIVに感染していると知り、彼を遠ざけようとするエリックだったが、やがて2人は仲良しに。母が仕事で忙しいせいもあり、エリックはデクスターの家に入り浸るようになっていった。そんなある日、エイズの特効薬を発見したという記事を目にしたエリックは、その材料と思しき植物を煎じてデクスターに飲ませる。しかし、それは毒草で、救急車を呼ぶ事態に。デクスターとのつきあいを断つように命じるゲイル。だが、エリックはそれに反発し、デクスターの治療法を探すため、彼と2人だけで旅に出る…。
考えさせられる友情物語
主人公エリックがHIVの親友デクスターとともに病気を治す特効薬を求めて一度きりの冒険旅行に出かけるロードムービーです。
旅の途中、死への恐怖で不安になった親友を臭いスニーカーで慰めるシーンがラストの伏線になっていたり構成もいいですけど、なんと言ってもこの映画の監督が徹底して子供目線に立てているのが素晴らしいです。とことんもしも自分が子供だったらどう感じてどう動くとか想像したのでしょうね。
中盤から終盤への以降パートあたりに衝撃的なシーンがあり、考えさせられ、気落ちしました。あの時デクスターはどんな気持ちだったんだろうと。両者の母親も対照的な性格に設定されていて対比がうまいなぁと思いました。この映画は舞台設定、人物設定、物語構成全てにおいてスマートに作られてるんですよね。冗長な要素はないため中盤ダレることはありません。とにかくラストが美しく一見の価値はある映画です。(30代女性)
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レディ・プレイヤー1
<あらすじ>
いまから27年後の世界。人類はゴーグル1つですべての夢が実現するVRワールド[オアシス]に生きていた。そこは、誰もがなりたいものになれる場所。無敵のヒーローやハーレークイン、キティだってなれる夢の世界!ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される―「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。突然の宣告に誰もが沸き立ち、56兆円をめぐって、子供から巨大企業まで全世界の壮大な争奪戦が始まった!果たして想像を超えた戦いの先に、勝利を手にするのは一体誰だ!
隣に存在しなくても深い絆を結べる物語
近未来のネット世界で行われてるバーチャルゲーム内の出来事が舞台です。バーチャル世界の創始者がゲーム内に遺した大切な宝を謎解きをしながら獲得を目指すストーリーです。当初個々で活動していたのがいつしかチームとなり協力していく様が楽しかったです。
ゲーム内での協力チームなので、互いに顔も知らず性別も年齢層も分からずどこに住んでいるかも分からないのに絆が深まっていく様がワクワクしました。
ストーリー内ではいろいろな映画やアニメ、漫画のオマージュが散りばめられていて発見したときテンション上がりました。(60代女性)
ホーム・アローン
<あらすじ>
驚異の世界的大ヒットを放った、スーパー・コメディ第1弾!パリでクリスマスを過ごそうと飛行機に乗り込んだ15人の大家族。だが、飛行機の中で思い出した大事な忘れ物は……8歳のケビンだった!家に取り残されたケビンは、一人の自由を思う存分楽しんでいたが、そこに2人組の泥棒が現れて……?
家族の大切さを再確認出来る物語
クリスマス時期のアメリカが舞台。大家族が全員で旅行に行く準備を整えます。とうとう次の日旅行というところで家族と大喧嘩をしてしまった主人公の少年。屋根裏部屋で寝るように言われ怒り悲しみの中寝ることに。
次の日起きると家族全員がいない。何が起きたのか理解出来ず、1人の生活を始めるがそんな旅行で家を留守にする家を狙った泥棒二人組がそんな主人公の家を狙う。
二人組から家を守って家族に再会出来るのか。笑いあり、涙あり、家族の愛、大切さを再確認出来る素晴らしい映画だと思います。(20代男性)
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ザ・クライアント 依頼人
<あらすじ>
上院議員殺しの真相を知る弁護士が自殺した。検事局は、目撃者の11歳の少年マークの口を割ろうと執拗な接触を図る。頼る者のないマークは、わずか1ドルで女弁護士ンドン)を雇うが…。「ペリカン文書」「ザ・ファーム/法律事務所」に続くジョン・グリシャム原作の法廷サスペンス。
少年と女性弁護士との友情と、事件に立ち向かう勇気に感動
11才の少年マークと弟が事件の目撃者となってしまい、弟を救うためなけなしのお金で弁護士に頼みに行く所が最初の見どころで、彼の気持ちを汲んで引き受ける弁護士レジーとの出会いのシーンが素敵です。
マークには自分らの意のままに動かそうとする検察官との戦いや、事件を知り過ぎたマフィアとの戦いも巻き起こり、それを子供ながらに勇気と知力で切り抜けて行く所に見ごたえがあります。
マークの様々な人との駆け引きや、後半のレジーと2人で犯人の証拠を見つけに行く所はハラハラの連続で、何度観ても面白いです。(50代男性)
ベストキッド
<あらすじ>
父を亡くし、母とふたりで新生活を求めてアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレ(ジェイデン・スミス)。言葉も文化も違う新しい環境になじめず、地元のカンフー少年チェンたちにいじめられる毎日。逃げ道ばかり探していたドレは、ある日、マンションの管理人ハン(ジャッキー・チェン)に助けられる。実はカンフーの達人であるハンは、「自分を守るために使う」条件でドレにカンフーを教え始める。ひたむきに訓練を重ね、逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいくドレ。そしてついにチェンとのカンフー決戦に臨む・・・!!
師弟でもたらす熱い成長物語
言葉や容姿の違いなど、いじめに遭ってしまう男の子が主人公ドレ。そんな中出会った、カンフーの達人であるジャッキーチェン演じるハンにカンフーを教えてもらいながら、色んなことを成長させていくドレの姿に感動します。
またハンとドレの関係性も素敵で、感動あり少し笑いありで何回でも見返したくなる映画です。(30代女性)
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リトルダンサー
1984年。イングランド北部の炭鉱町エヴァリントンに住むビリー・エリオットは、炭鉱夫である父と兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。母はビリーが幼い頃に亡くなっていた。当時のイギリスは炭鉱不況の真っ只中で、父とトニーはストライキに参加していた。父はボクシングの熱烈なファンであり、近所のジムにビリーを通わせている。しかしビリー自身は、殴り合うというボクシングの特性に馴染むことができなかった。 そんなある日、ボクシング・ジムの隅でバレエ教室が開かれることになった。もともと音楽が好きであったビリーは、音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチであるウィルキンソン夫人の指導を仰ぐ。ウィルキンソン夫人はビリーにバレエの才能を見いだし、ビリーも上達していく。
「好き」を諦めなかったバレリーノの物語
とにかく主演の男の子がかわいいんです。男の子がバレエなんてと、最初は反対していたお父さんが次第に応援するようになる姿もとてもかわいいです。
ありきたりな表現ですが、「好き」なことを諦めないってなんて尊いんだろう、と改めて気づかせてくれます。
イギリスの地方都市の雰囲気が楽しめるのもおすすめポイントです。(40代女性)
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
父の最後のメッセージを探して、少年の旅は始まった。
父と別れた少年の、心の旅の物語
アスペルガー症候群を抱える少年・オスカーが父の遺した鍵を見つけ、その鍵穴を見つける物語です。
父が亡くなった原因はNY同時多発テロ。
突然の別れの悲しみをうまく表現できないオスカーを演じている子役がとにかくいい演技を魅せています。
映画を見る際に個人的に着目しているのは子役の演技。これがいい作品はたいてい名作というのが私見です。静かな声でのモノローグがやがて叫びに変わる瞬間がみどころ。
また、人とのコミュニケーションが上手くできない彼が鍵穴を探す旅の中で、多くの人と会い、多くの心と触れる展開が非常に心が温まります。
泣かせようとする演出もないのに、気づけばふと涙が浮かぶ、そんな作品です。(50代女性)
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ザ・フォール/落下の王国
どん底の今を生きるあなたへ
恋人を奪われ、ケガで仕事を失い不幸のどん底にいるスタントマンが、ある移民の女の子と出会い、でたらめに作ったおとぎ話を通して自分自身を見つめるお話です。
とにかく子役が可愛い!実際には演技ではなくほぼアドリブで撮影されているため、二人がだんだん仲良くなっていくさまがほほえましいです。また、石岡瑛子さんがデザインを担当した衣装にも注目。
不幸のあまり死を望むスタントマンに向けられる少女の純粋な愛情に、心を撃ち抜かれます。
自分が最低で最悪だと思っていても、無条件に愛してくれる存在があることに気づかされます。
今がつらくて捨て鉢になっているときにぜひ見てほしい映画です。(30代女性)
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スタンド・バイ・ミー
<あらすじ>
1959年オレゴンの小さな町。文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。死体を発見すれば一躍ヒーローになれる!4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した。
ノスタルジーな思い出が溢れ出す
スティーヴン・キング原作の小説をみごとに映像化した作品。ベン・E・キングのテーマソングもこの映画には、完璧と言えるほどに心に響きます。
子供から大人に成長する少年たちの死体を見つけに行く冒険物語。この映画を見た後は、誰しもが12歳の頃の自分を思い出すことになるでしょう。そして、2度と戻ることのできない子供の頃の思い出で心がいっぱいになるかもしれない。(40代男性)