ドキドキの連続!読者を虜にするサスペンスマンガ15選
サマータイムレンダ
作者:田中靖規
<あらすじ>
幼馴染の潮が死んだ――。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ケ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…? ひと夏の離島サスペンス!!
見事な設定と伏線に唸ってしまうサスペンス&ミステリー漫画
とある島にて起こった幼馴染の事件を防ごうと主人公がタイムループをして奮闘するSFサスペンスのミステリー漫画。
単行本を購入して本編を全部通す、所々挿入されている細かい設定を自分で考察しながら読む、ネットの単話購入になってしまうがジャンプ+のコメントを読みながら自分と他の人の考察をすり合わせながら読むのも面白い。(当方はリアルタイムでジャンプ+の純度の高い考察コメントを読みながら楽しんだ。)
自分にあった読み方で楽しめる人を選ばない作品になっている。
作品の感想として、序盤から積み立てられた伏線が漫画の話ごとに挿入された細かい設定で考察できることや、終盤での伏線の回収がお見事と声を漏らしてしまうほどレベルが高い。
メディア展開としてはアニメが既に最終話まで放送された。タイムループものは飽きやすい、という人にはアニメ化から入るのもオススメだ。(20代女性)
「サマータイムレンダ」の関連テーマ
親愛なる僕へ殺意をこめて
原作:井龍一 作画:伊藤翔太
<あらすじ>
「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。
脳天気な二重人格殺人鬼
普通の大学生の普通の日常が180度変わってしまいます。一度読んだだけでは内容が濃すぎてわからず、もう一度ページをめくって読み返したくらい伏線も散りばめられています。作画がとても丁寧なのも相まって、ゾクゾクとするスリルがあります。そして、先の読めない展開や、待ち受ける結末は考えていたものと全然違うのです。普通の大学生が殺人鬼に変わる瞬間、この漫画は一気にサスペンスに変わるのです。(20代女性)
テセウスの船
作者:東元俊哉
<あらすじ>
1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。
タイムリープ系サスペンス
少し前にドラマでやっていたテセウスの船の原作漫画です。
主人公田村心の父親、佐野文吾が北海道音臼村の小学校で、児童16人を含む21人が青酸カリで毒殺された事件で逮捕される、無罪を主張する父の言葉を信じ主人公は調査はじめたが実際に現場を訪れた際にタイムリープし、事件前に戻る。
しかし、タイムリープしたのは主人公だけでなく…
伏線もいくつかあり面白い作品です、漫画はイラストが少し不気味で雰囲気があります。(10代女性)
僕だけがいない街
作者:三部けい
<あらすじ>
毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。
複数の時代が交錯していくサスペンスミステリー
この漫画は主人公が犯人を探し出すために、複数の時代を行き来してそのときの出来事が複雑に絡み合っていく様子が難解で、なおかつ面白いです。ただの推理モノではなくて、親子愛や友情など人間ドラマの要素も上手く組合わさっています。時間を巻き戻せるという能力と主人公の強い正義感もあって、一生懸命他の人も救おうとする姿に感動します。(20代男性)
MONSTER
作者:浦沢直樹
ドイツのアイスナー記念病院で働く天才脳外科医・Dr.テンマ。院長の娘と婚約し、将来を嘱望される彼のもとに、ある日頭部を銃で撃たれたという少年が運び込まれる。
同時に脳血栓で倒れた市長の手術を優先しろという院長の命令を倫理観から無視し、ヨハンという名の少年の命を救ったテンマ。
しかし、その日から順風満帆だった彼の人生は一変する――
人間と怪物の心理ドラマ
ドイツの病院で働く日本人天才外科医である主人公が、頭部を銃で撃たれ搬送されてきた少年を助けたことでとてつもなく大きなドラマが始まる。舞台設定や人間心理がリアル且つ複雑に描かれ、普通の漫画であればただの脇役に過ぎないキャラクターですら好きにならずにはいられない。MONSTER(怪物)とは一体何なのか。どうして怪物は生まれたのか。真の恐怖がこの作品の中にあります。(40代男性)