魅惑の海の物語:海が舞台のおすすめ映画17選
海はその広大な美しさと神秘性で、映画の魅力的な舞台として常に人々を惹きつけています。ここでは、海を背景に繰り広げられるドラマ、冒険、ロマンス、そしてサスペンス満載の映画を紹介します。これらの映画は、海の壮大さを捉えつつ、人間の感情の幅広さを探求し、視聴者に深い印象を残す作品ばかりです。
心温まる家族映画から、手に汗握るサバイバル映画、さらには叙情的なラブストーリーに至るまで、海をテーマにした様々なジャンルの洋画・邦画・アニメ映画を17作ご紹介!
海街diary
<あらすじ>
まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。十五年前、父は女と出て行き、その後、母も再婚して家を去った。三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけが残った。
両親へのわだかまりを抱えた、しっかり者の長女の幸と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃、マイぺースな三女の千佳。三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。頼るべき母も既に亡くし、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮さない?」と誘う。そして、秋風とともに、すずが鎌倉へやって来る。四人で始める新しい生活。それぞれの複雑な想いが浮かび上がる――。
鎌倉の魅力がぎゅっと詰まった海辺の物語
広瀬すず演じる中学生のすずは、両親を亡くしても気丈に振る舞っています。そんな葬式に、父の腹ちがいの姉たち、長女の幸(綾瀬はるか)、次女の佳乃(長澤まさみ)、三女の千佳(夏帆)がやってきます。ふとした瞬間に見せたすずの涙を見て、3人は「一緒に暮らさない?」と誘ってくれます。四姉妹の海辺での生活の物語です。(30代女性)
海辺の家
<あらすじ>
妻と息子に逃げられた建築デザイナー、ジョージは、癌で余命3ヶ月と宣告され、最後の夏に息子と家を建てる決意をする。しかし、息子サム)は派手なメイクに顔ピアスの反抗期真っ只中だった……。
父親と子供のぶつかり合いを通して描く絆の尊さ
スターウォーズ、エピソードⅡ・Ⅲで若い頃のダースベイダー(アナキン・スカイウォーカー)役を演じたヘイデン・クリスチャンセンが、親父とぶつかり合いながら、成長していくヤンキー青年を見事に演じております。スクリーンの向こう側に、ダースベイダーとルークスカイウォーカーの確執が、見え隠れするのは私だけでしょうか。
大傑作とまでは言いませんが、未見の方ならオススメ。ちょっとけだるい昼下がりに、ちょっとつまんでみても良い映画です。(50代男性)
ウォーターワールド
ケビン・コスナー主演!息をのむアクションと斬新な特殊効果で、誰も見た事のない驚異の未来世界を作り上げた海洋アドベンチャー・アクション!
陸がない地球でのサバイバルアクション
環境破壊が進んだ未来の地球では、陸地は消滅。人類は海上での生活を余儀なくされています。まずこの設定が、環境問題についてすごく考えさせられますし、そのような環境下での生活はどんなものなのか、というのが、登場人物の細かな描写なども踏まえながら、リアルに描かれています。
例えば、この世界では紙や土が貴重品で、物々交換の際に重宝されています。
こういう細かい設定は、物語にのめりこむ、結構重要なポイントだったりするんですよね。そして、群れを嫌う主人公が、道中で出会う少女との交流で、少しずつ心を開いていく様は、不思議な感動に包まれますよ。
かなり古い作品ですが、見て損はない納得の作品です。(40代男性)
ザ・ビーチ
<あらすじ>
それは、禁断の場所──そして恐怖が始まった。バンコクを旅するリチャードは、安宿でダフィと名乗る奇妙な男から“伝説のビーチの話を耳にする。そこは美しすぎるほどに美しく、全ての日常から解放される夢の楽園──。その翌日、1枚の地図を残しつつダフィは変死。リチャードは地図のコピーを手にし“伝説のビーチを目指す。しかしそれは狂気に満ちた世界のはじまりだった……。
俺たちの楽園は俺たちの手によって壊れてしまった
レオナルド・ディカプリオ主演の2000年アメリカ映画
テレビゲームが好きな主人公は東南アジアを旅するバックパッカー。
タイのバンコクで薬漬けのある男から、この世とは思えないほど綺麗な秘密のビーチの噂を聞いた。
ビーチの地図を手にした主人公は、隣室だったカップルを誘って、楽園への冒険を始める。
秘密のビーチにたどり着いた主人公が見たものは、大麻畑が広がる危険なエリア。
武装した農民に気づかれ、命の危険を感じた主人公達は、決死の思いで逃げ回るが、その先にあったのは、対立や嫉妬でまみれたコミュニティだった。
ひとりの仲間の死によって、この楽園は夢の世界ではないと、現実と向き合おうとするが…。(40代男性)
真夏の方程式
<あらすじ>
手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦。その海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれた湯川は、旅館「緑岩荘」に滞在することに。そこで湯川は一人の少年・恭平と出会う。恭平は親の都合で、夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになったという。翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見された。
親子の絆を描いた物語
容疑者Xの献身などのガリレオシリーズのひとつです。
青い海が美しい町を舞台に起こった悲劇が、過去と今をつなぎます。
主人公の湯川が科学者なので、科学知識を知ることができ楽しめる一方で、人間関係の交差で苦しい気持ちになります。
愛しているからこそ誰かを傷付け、嘘をつく。嘘もそれをつき通せば本物になる。そんな本物を願う人たちの姿は、苦しいけれど確かな愛を感じることができるので、とても好きな作品です。(30代女性)
「真夏の方程式」の関連テーマ
きみと、波にのれたら
<あらすじ>
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会い、二人は恋に落ちる。
お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?
サーフィンが紡ぐ恋と別れ
2019年6月公開のアニメーション映画
大学生サーファーの女の子と、消防士の男の子が出会って、恋に落ちるお話。ふたりはサーフィンを経て距離が縮まっていきます。女の子の恋と成長のストーリー。
海の描写がとてもきれいで、めぐる季節のすべてに海が関係しているので四季を共に過ごしている感覚になります。アッと驚くようなストーリーで、最後は感動の連続…思わず泣いてしまいました。(30代男性)
マンマ・ミーア!
<あらすじ>
ミュージカル映画史上、世界No.1のメガヒット!歌がある。踊りがある。幸せがあなたのハートを包み込む。エーゲ海に浮かぶギリシャの美しいリゾート、カロカイリ島。この島で小さなホテルを経営するドナの一人娘、ソフィは3通の特別な招待状を投函した。ドナのたっぷりの愛情を一身に受けながらも、父親を知らずに育ったソフィは「パパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい!」という秘かな夢があった・・・。
あらゆる世代の女性の夢が詰まった青春映画
ギリシャに浮かぶ小さな島、青い海と青い空に囲まれたリゾート感であふれています。
ここで結婚式を挙げる20代のカップル。結婚式前の友だちとのパーティ、娘をシングルマザーで育てたホテルのオーナー、その友人の女性二人、みな独身。
この島に、花嫁の父親らしき男が三人、20年ぶりに姿を現わします。
どの男が父親だって?
母親ですら知りません。
主演メリル・ストリープと、アマンダ・サイフリッド。
父親役は元ジェームスボンドのピアース・ブロスナン、英国紳士(?)コリン・ファース、北欧俳優ステラン・スカルスガルド、女性の友人役にイギリスの国宝的俳優ジュリー・ウォルターズ。
豪華なメンバーがそろっています。オーディションで選抜された20台前後のダンサーたちも華やか。
ABBAの曲を歌い替え、真面目な場面もありますが、8割方笑うために見る映画です。
第二作目もありますが、一作目がベストです。(50代女性)
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50回目のファースト・キス
<あらすじ>
交通事故に遭って以来、“前日のことをすべて忘れてしまう"という短期記憶喪失障害を抱えているルーシー。
そんな彼女に、水族館で獣医として働くヘンリーが一目惚れし、愛を告白し続ける。
ルーシーは彼の優しさと愛に触れ、毎日恋におち、毎日ファースト・キスをする。
毎日がやり直しの恋。
少しずつ進展していくと思われた二人の関係だったが、ルーシーは自分が愛する人の重荷になると思い、別れることを決意する…
困難を乗り越えて愛を育てるラブストーリー
ハワイの海や綺麗な風景を舞台に繰り広げられる、天文学の青年学者と事故にあったため次の日には昨日のことを全て忘れてしまうヒロインとの美しい恋物語です。
青年学者は前日の記憶をすぐに思い出す方法で、なんとかヒロインとの恋を育てていきます。二人に試練が訪れますが、2者択一ではなく、愛の力で見事に乗り越えようとします。そのひたむきな愛に泣けます。(60代男性)
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アビス
<あらすじ>
暗黒と寒冷と恐るべき水圧で人類を拒むアビス〈海溝〉。行方不明になった米・原子力潜水艦救出指令を受けた深海油田発掘基地“ディープ・コア"のクルーと海軍ダイバー・チーム“シール"は、その地球上の未知なる場所へと足を踏み入れた……。
宇宙より神秘に満ちた深海の謎にせまる!
ずいぶん古い作品になりますが、ジェイム・スキャメロン監督の深海パニックムービーです。
パニックというより、深海に取り残されたクルー達が、未知の生命の存在に徐々に脅かされていくSFムービーです。クルー達が1人ずつ奇妙な行動をしていくのも不気味です。
私は子どもの頃にこの映画を見てから、すべての深海生物が怖くなりました。(40代女性)
ポせイドン・アドベンチャー
海上パニック映画の最高峰
この作品は1970年代半ばのパニック映画ブームに製作された作品のひとつです。陸の上でのパニック映画の代表作が「タワーリング・インフェルノ」とすると、海の上でのパニック映画の代表作と言えます。2006年製作の「ポセイドン」のオリジナル版でもあります。
あらすじは、大津波で転覆した豪華客船「ポセイドン号」から脱出を試みる10人の乗客の話ですが、なによりも驚いたのは「転覆している」状態をリアルに演出するためにセットが上下さかさまになっているアイデアが秀逸です。これにより緊張感や恐怖感が半端なく伝わってきます。アイデアの勝利といえる作品ではないでしょうか。
ジーン・ハックマン演じる牧師は異端児すぎるものの、危機状況における指導力や決断力は現代の社会生活においても参考になります。ラストまで手に汗握る緊張の連続で、目が離せないドキドキハラハラの洋画です。(60代男性)