悪のカリスマが光る、悪役が魅力的な映画14選

悪役が魅力的なおすすめ映画

「ターミネーター」T-800

ターミネーター

<あらすじ>
1984年のロサンゼルスに突如、1人の男が出現。彼は2029年からやってきた“ターミネーター”。未来の地球では、人工知能スカイネットが覇権を握り、人間は絶滅の危機に瀕していた。ところが、ジョン・コナーが人類のリーダーとなって巻き返しを図り、これに危機感を抱いたスカイネットがジョンの存在を無きものにしようと画策。ターミネーターをジョンが生まれる前の世界に送り込み、彼の母親を抹殺しようとしたのだ…。

未来から来たアンドロイドの脅威を感じる物語

未来で活躍するジョン・コナーの母親・サラを殺害するために、現れた人間よりも強い未来のアンドロイドであるのが魅力です。なぜか息子本人ではなく、悪役がその母親の命を狙って追い詰めていくストーリーが面白かったです。あまりに悪役が強くて、人間では歯が立たないので母親となるサラが生き残れるのだろうか、とハラハラしました。(40代女性)

「ターミネーター2」T-1000

ターミネーター2

<あらすじ>
スカイネットはジョン・コナーを殺すためにT-1000型ターミネーターを送り込んだ。人類存亡の最後の希望を守るべく、未来から別のターミネーターが少年を守るために送り込まれた。

哲学的なアクション映画

この映画はターミネーターという機械がメインのお話でこのT-1000も液体金属でできた敵側の機械です。
当たり前ですがこれは設定上の話で実際は俳優が演技をしています。しかしこのT-1000役の俳優ロバート・パトリックはその機械的な演技が本当にうまく特に見てほしいのは走り方です。瞬きをせず、頭の位置を全く動かさないのですが首から下は陸上選手ばりの効率的でパワフルな動きをするといういかにも機械的な走り方は一度みたら忘れられません。
この映画はそういう俳優の演技もさることながら機械と人間の共存という深いテーマ性やアクションシーンも魅力的な作品なのでAIが発達してきた現代だからこそ古い映画ではありますが再びフォーカスが当たってもよい作品なのではないかと思います。(30代男性)

「ターミネーター2」の関連テーマ

「ロッキー4 炎の友情」イワン・ドラゴ

ロッキー4 炎の友情

<あらすじ>
世界最強ボクサー“ドラゴ”参戦! 親友・アポロの復讐を誓う、ソ連でのデス・マッチ──

最高のボクシングエンターテーメント映画

この映画の悪役のイワンドラゴは、冷徹で無表情なソ連のボクシングチャンピオンで、彼の圧倒的な体格と強烈なパンチは、観客に恐怖感を与えます。また、政治的なプロパガンダの道具として利用されステロイドを多用させられ、自分の意志と感情を奪われており冷酷な外見の裏に、人葛藤や孤独を抱えている人間味を持った存在として描かれています。(50代男性)

「ロード・オブ・ザ・リング」ゴラム

ロード・オブ・ザ・リング

<あらすじ>
頼りになる仲間の勇者たちとともに、フロド・バギンズは危険に満ちた世界へと旅立つ。その目的は、大いなる力を秘めた“指輪”を滅びの山へと運び、冥王サウロンの手に二度と渡らぬよう、その魔力もろとも破壊してしまうことにあった。

伝説の指輪をめぐる壮大なファンタジー作品

最大級ラスボスキャラといえば1番にサウロンの名前を上げたくなるところですが、作品全体を通して圧倒的な存在感を見せていた悪役はゴラムだと思います。
長きにわたって指輪の魅力に取り憑かれていたその狂いっぷりは、落ちるところまで落ちた成れの果ての姿にも見えた反面、指輪奪取のためならどんなことでもやる捨て身根性も感じて、フロドたちを翻弄するあくどいやり口を見ても嫌いにはなれませんでした。(50代女性)

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